#232RFC命名秘話…謙虚すぎる開発者が成した偉業 〜スティーブ・クロッカー氏
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インターネットの基本的な決まり事をまとめた「RFC」の存在はご存じのこととと思う。この存在が、インターネットにおける技術の標準となり、世界で誰もがインターネットに接続できる基本となっている。今回は、そんなRFCを初めて作ったキーマン、スティーブ・クロッカー氏(以下敬称略)を紹介しよう。
スティーブ・クロッカーは、1944年にアメリカ・カリフォルニア州にて誕生した。1968年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にてコンピュータ科学の学士号を、1977年にはPh.Dを取得している。UCLAではコンピュータプログラミングの講師も務めていたほか、新設されたUCLAコンピュータクラブでも活動していた。
ご存じの方も少なくないだろうが、初期のARPANETは、スタンフォード研究所、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、ユタ大学、そしてUCLAが初期ノードとして接続された。その実験時、ちょうどクロッカーがUCLAの大学院で学んでいるころであり、当然のようにARPANETについても関わることとなった。
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スティーブ・クロッカー氏 |
- 1944年
- アメリカ・カリフォルニア州にて誕生。
- 1968年
- UCLAにてコンピュータ科学の学士号を取得。ARPANETに関わることに。
- 1970年
- NPCを開発、策定する。RFCについても提案。
- 1977年
- UCLAにてPh.Dを取得。
- 2002年
- IEEEインターネットアワードを受賞。
- 2012年
- インターネットの殿堂入り。
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