IEEE802.15.8を先取り!実証が始まった「PAC」

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流行りモノから新技術まで! 5分でわかる最新キーワード解説

IEEE802.15.8を先取り!実証が始まった「PAC」

2014/06/18


 日々進歩するIT技術は、ともすると取り残されてしまいそうな勢いで進化の速度を高めています。そこでキーマンズネット編集部がお届けするのが「5分でわかる最新キーワード解説」。このコーナーを読めば、最新IT事情がスラスラ読み解けるようになることうけあい。忙しいアナタもサラっと読めてタメになる、そんなコーナーを目指します。今回のテーマは、中央制御装置を必要とせず、端末同士が相互にネットワークを自動構成する「Peer Aware Communications(PAC)」。来年中の成立を目指して現在策定中のIEEE 802.15.8規格の標準化に貢献すべく、情報通信研究機構(NICT)が国内2エリアで実証実験を開始しています。

未定

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「PAC(Peer Aware Communications)」とは

 端末だけで迅速にネットワークを構成する「端末間通信ネットワーク」の1つの形。類似する通信技術に先般、本コーナーで紹介した「DTNマルチキャスト配信」や、WiFiアライアンスが策定した「WiFi-Direct」、日本が主導権をとろうと積極的に開発を進めている「Wi-SUN」(これら2技術については「関連するキーワード」の項参照)などがある。今年5月にNICTが発表したのは、これらとは異なり、WiFi仕様を利用せず、インターネットも使わず、中央制御装置やアクセスポイントも必要としない、「インフラレス」ネットワーク通信「Peer Aware Communications(PAC)」を目指す取り組みだ。

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IEEE 802.15.8標準化への布石となる実証実験

 「PAC」は現在国際規格策定が急がれているIEEE 802.15.8が目標とする、無線を使って地域を面的にカバーする端末間通信ネットワークのこと。他の端末間通信技術と根本的に違うのは、中央制御局を用意する必要がなく、通信経路(チャンネル)を確保して相手側との接続を確立する必要もないところだ。1対1、1対多(特定多数)の通信ではなく、基本的には1対不特定多数への送信を行うブロードキャスト通信を行う仕組みが考えられている。ただし送信時にグループを指定する仕組みが用意され、送信端末で例えば「グループA」に送信すると、その電波は周囲のすべての端末に届くものの、「グループA」に所属する端末以外では情報を取得できないようにする技術も盛り込まれている。ブロードキャストとは言え無差別な放送にならないセキュリティを備えているわけだ。
 今回NICTが実証実験中のシステムは「PAC」標準化への日本からの提案の一環であるとともに、実用化に向けた課題発見のための取り組みでもある。その実験は2エリアで行われている。そのうち東京港区・台場地域では、自治体と地域内でバスを運行する会社、バス路線内の商業施設などの協力により、図1のようなイメージで実施されている。この図は実験概要を示すとともに「PAC」の1つの実現イメージとしても見ていただきたい。

図1 NICTによる「PAC」実現のための実証実験のイメージ
図1 NICTによる「PAC」実現のための実証実験のイメージ
実験予定期間 :平成28年3月まで(予告なく変更する場合あり)
資料提供:NICT

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