【第6回】プロジェクト体制“整備”と導入ポイント

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2013/10/18

中小企業でも共通!?中小病院の“IT化”成功術

自己紹介
ビーアイ・ラボ 佐藤 雅英
主な経歴
情報サービス会社、システムインテグレータにて17年間、SEとして業務アプリケーションの開発に携わる。その後、真に経営に役立つIT導入に貢献したいという想いから経営を学ぶため経営コンサルティング会社に勤…

【第6回】プロジェクト体制“整備”と導入ポイント

 前回から引き続き、電子カルテシステム等の部門をまたがる基幹系システム導入で成功するためのポイントを取り上げます。
前回ご紹介させていただいた通り、基幹系システムの導入が決定したら、導入委員会を結成し、体制の整備を行って下さい。病院長から全権を委任された副院長をCIOとし、部門トップだけではない多職種による精鋭チームとするのが理想です。

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プロジェクト体制の整備

 CIOは、IT導入のキーマン(病院のプロジェクトマネージャ)であり、一定以上の権限を兼ね備え、システムにする知識よりも全体最適な視点での判断と各部門と調整を行うスキルが求められます。また、導入委員会の配下に、外来、入院、救急、地域連携等の機能ごとに組織横断WG(ワーキング・グループ)を組織します。

 この委員会と各WGのリーダーがカルテの電子化によって実現できる新たな診療プロセスを構築し、機能要件と非機能要件を定め、次の調達フェーズ以降も主導していくことになるのです。

 不安要素があれば、CIOを補佐する人材、または、導入委員会を支援する人材を外部から招聘することを検討して下さい。 WGになるべく多くの職員に参画してもらうことで、各メンバーは病院の方向性を認識することができるとともに、そのシステムを理解することができます。もちろん、各WGのリーダーは、強いリーダーシップを発揮しなければなりません。

プロジェクト体制の例
プロジェクト体制の例

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開発・導入フェーズの留意点

 開発・導入フェーズはITベンダに任せきりになりがちです。しかし、ここで病院側に抜かりがあっては、システム導入を成功に導くことができません。それでは、病院が留意しなければならないこと、主体的にやらなければならないことで主なものを以下に示します。

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