クライアント端末の利用環境(2013年)

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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

クライアント端末の利用環境(2013年)

2014/01/14


 キーマンズネットでは、2013年10月16日(水)〜 10月23日(水)にかけて「クライアント端末の利用環境」に関するアンケートを実施した(有効回答数:364)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の42.9%、一般部門が57.1%という構成比であった。今回、お聞きしたのは企業で利用している「端末」「OS」「オフィススイート」など、クライアント端末の利用環境を把握するための質問。その結果、現在導入しているPCにおいては、モバイルデバイスが普及しつつある現状でも、依然としてデスクトップPCやノートPCがモバイルPCを大きく上回っていることや、導入予定端末においてはスマートフォンよりメディアタブレットの方が導入予定の割合が高いことが明らかになった。

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1

クライアント端末導入予定の66.7%が1年以内に新たにメディアタブレットを検討

 最初に、現在導入しているLANに接続可能なクライアントPCのタイプについて尋ねた。その結果、1位は「デスクトップPC」で89.5%、2位は「ノートPC(画面サイズ15インチ以上)」で78.4%、3位は「モバイルPC(画面サイズ15インチ未満)」で51.2%、4位は「タブレット型PC」で16.1%という結果となった。現状として、モバイルデバイスが普及しつつあるが、依然としてデスクトップPCやノートPCがモバイルPCやタブレット型PCを大きく上回る結果となった。
 次に、デスクトップPCやノートPCなどのクライアントPC以外で、現在導入しているLANに接続可能なクライアント端末(スマートデバイスなど)のタイプについて尋ねた。1位は「スマートフォン」で54.9%、2位は「メディアタブレット」で32.4%、3位は「電子書籍リーダー」で2.9%という結果となった。
 続いて、今後1年以内に、デスクトップPCやノートPCなどのクライアントPC以外で新たにLAN接続可能なクライアント端末の導入予定があるかを尋ねたところ、84.7%が「導入の予定はない」との回答を得た。残り15.3%の導入を予定している方に、今後1年以内で新たに導入を検討している端末タイプを尋ねたところ、「メディアタブレット」が66.7%、「スマートフォン」が56.9%、「電子書籍リーダ」が2.0%となり、スマートフォンよりもメディアタブレットの方がより検討されていることが分かった(図1)。

図1 クライアントPC以外で導入予定の端末タイプ

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2

標準OSはWindows 7がWindows XPを逆転も、いまだXP利用者は76.6%存在

 次に、現在、企業で業務に利用されているクライアントPCのOSについて尋ねた(複数回答)ところ、1位は「Windows 7」で88.6%、2位は「Windows XP」で76.6%、3位は「Windows Vista」で17.5%、4位は「Windows 8」で11.7 %、5位は「Mac OS X」で6.7%と続いた(図2)。以降「Windows 2000またはそれ以前のWindows」「Linux」と続いた。ちなみに、前回(2012年)の調査では、1位は「Windows XP」で90.7%、2位は「Windows 7」で76.8%、3位は「Windows Vista」で21.0%、4位は「Windows 2000」で11.7%、5位は「Linux」で5.7%という結果であり、トップシェアを走り続けてきたWindows XPに代わってWindows 7が着実にシェアを伸ばしてきており、今回の調査では首位を獲得する結果となっている。しかしながら、Windows XP利用者が76.6%となっており、Windows XP環境が企業内に残っている状況も明らかになった。2014年4月には多くの企業で入れ替えが発生していると予想されるので、4月以降にとるアンケートの結果に注目が集まるところだ。
 また、企業の標準環境OS(最も多く利用しているOS)を聞いたところ、1位は「Windows 7」で59.9%、2位は「Windows XP」で35.9%、3位は「Windows Vista」で2.5%と、業務に利用されているクライアントPCのOSの順位と比べ変化はなかった。ちなみに、前回(2012年)の調査では、1位は「Windows XP」で70.6%、2位は「Windows 7」で26.4%、3位は「Windows Vista」で2.0%という結果であり、企業の標準OSという観点で見ると、Windows XPとWindows 7のシェアが大きく逆転している。2014年4月のWindows XPのサポート終了に向けてこの1年間で急速にOS移行が進められてきたことが見てとれ、その中でもWindows 7への移行が多かったことが分かる。
 関連して、バージョンアップの時期についても尋ねている。今後クライアントPCの標準OSをバージョンアップする計画があるかないかを尋ねると半数以上の方が「バージョンアップの計画がある」と回答した。内訳としては、「標準OSをWindows 7にバージョンアップする計画がある」が47.8%、「標準OSをWindows 8にバージョンアップする計画がある」が7.8と%なった。

図2 業務に利用されているクライアント端末のOS

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3

標準オフィススイートはMicrosoft Office 2010が首位。導入予定でも最有力候補

 次に、標準となっているオフィススイート製品について尋ねた(図3)。その結果、1位は「Microsoft Office 2010」で43.2%、2位は「Microsoft Office 2003」で29.5%、3位は「Microsoft Office 2007」で20.6%、4位は「Microsoft Office XP」で3.6%、5位は「Kingsoft Office」で0.6%、6位は「Open Office.org」で0.3%という結果となった。前回の調査では、1位は「Microsoft Office 2003」で41.5%、2位は「Microsoft Office 2007」で23.7%、3位は「Microsoft Office 2010」で22.5%、4位は「Microsoft Office XP」で6.5%、5位は「Open Office.org」で0.9%という結果で「Microsoft Office 2003」が群を抜いていたのに対して、今回は「Microsoft Office 2010」が追い抜き標準環境として利用されている結果となった。Microsoft Office 2003もWindows XPと同時にサポートが終了することが理由として挙げられる。
 また、オフィススイート製品のリプレイスについて尋ねた。今後1年以内のリプレイスについては、73.6%が「検討していない」と回答した。サポートが切れることの認知が広がっていない可能性があることが予想される。残りの26.4%の「検討している」と回答した方に検討しているオフィススイート製品を尋ねたところ、1位は「Microsoft Office 2010」で79.3%、2位は「Microsoft Office 2007」で9.8%、3位は「Microsoft Office 15(コードネーム)」で5.4%と続いており、「Microsoft Office 2010」が今後も導入候補として有力視されていることが分かった。

図3 標準のオフィススイート製品

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