モバイル端末の位置情報機能を上手に活用

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モバイル端末の位置情報機能を上手に活用したい

2014/01/23


 携帯電話やスマートフォンのほとんどにGPS(Global Positioning System/全地球測位システム)が搭載されるようになり、位置情報を利用した地図やナビゲーションアプリの活用が一般化するようになった。現在位置をマップ上で確認し、周辺の店舗や施設などの情報を直接検索・表示したり、自分で情報を追加したり、SNSの一種として情報を他のユーザと共有したりと、位置に関連するさまざまなアプリやサービスが違和感なく受け入れられるようになった今、モバイルデバイスから得られる位置情報をビジネスに本格的に活用する動きも盛んだ。位置情報を活用したビジネスで競合他社の先を行くには今がチャンス。今回は位置情報がどうビジネスに生かせるのか、3つのポイントに絞って紹介しよう。

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解決策1

業務効率改善に位置情報を生かす

 「今いる場所に一番近い得意先は?」「現在のエリア内で今月未訪問のお客さまは?」…外回りの営業スタッフは、訪問予定先の都合により、時々ポッカリと時間が空くことがある。そんなとき、少しでも訪問活動を行うために現在地の情報をもとにした顧客を検索し、アポイントや飛び込み訪問を行いたいことがしばしばだ。スマートフォンで現在地近くの顧客情報を検索して訪問できるとしたら好都合。そんなことが可能なSFAソリューションが登場している。
 これはGPS機能による現在地情報を企業が備えるサーバ(SaaS利用も可能)に送信し、社内の顧客情報や営業履歴などのデータと連携し、その場で役に立つ情報を入手できる仕組みだ。どこに居ても近隣エリアの顧客の住所を地図上で表示して、その中から行きやすい場所の顧客を選んで会社概要やこれまでの営業履歴などを閲覧することができる。
 また顧客情報は細心の注意を払って管理しなければならない機密情報なので、本当は外出時に持ち歩くデバイスに入れておきたくないもの。目的の顧客の住所近くに来た時だけ、当該顧客の情報のみが表示できるようになっていれば、紛失や盗難時の情報漏洩リスクが低くなる。また訪問直前の顧客情報・営業履歴などの再確認にも便利だ。
 管理する側にはもっと利点がある。これまでスタッフの営業活動は日報が提出されてからでなければ把握できず、本当に客先に足を運んだのかどうかを検証する方法もなかった。上記のようなシステムを使い、営業スタッフが訪問、退出の都度、用件や結果、メモなどを入力するようにすれば、営業管理者は管理画面上で位置情報と時間情報を正確に把握したうえで記入内容をチェックできる。虚偽報告をなくすばかりでなく、適時の指示やサポートにつなげて生産性アップにつなげることが可能だ(図1)。
 また同様の仕組みにより、オフィスに立ち寄らずに仕事をする、直行・直帰、複数オフィスでの勤務、在宅勤務などの変則的な就業形態で、「タイムカード」がわりにモバイルデバイスを利用することもできる。実際の就業場所を管理側で把握できるところが心強い。

図1‐1 スマホで訪問情報を入力
図1‐1 スマホで訪問情報を入力
デバイス画面例
提供:レッドフォックス

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図1‐2 訪問情報を管理
図1‐2 訪問情報を管理
管理画面例
提供:レッドフォックス

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