Photoshopなんて目じゃない!マウスでなぞるだけの3D制作アプリ

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掲載日 2013/09/26

Photoshopなんて目じゃない!マウスでなぞるだけの3D制作アプリ

立体画像のためには被写体を多方向から撮影、処理する必要がある。最近、マウスで平面画像をなぞるだけで立体画像として抽出できるアプリが開発された。人間が頭の中で立体を再構成するアルゴリズムを応用している。

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 人間は平面にある画像や写真の足りない情報を脳内で自動的に補いつつ、立体として組み立てている。それは目に映った対象物の形、向き、周囲との関係を示す情報を自然に処理しているからである。

なぞるだけで3D画像を作成できるアプリのデモ映像
 この人間特有の認知能力をコンピュータのアルゴリズムとして再現したアプリケーションが登場した。人間の認知方法は、複雑な対象物を適切な数の構成物に分け、それを頭の中の空間に配置し再構成することにある。

 最新アプリケーションでは対象物を3回なぞることにより脳内部で起こっている動きを再現している。まず平面画像の中にある対象物の形状を全体から自動的に把握する。切り出したいと思う対象物をマウスで1回なぞり操作対象として指定、2回目で2次元部分の形状を特定、それから3回目には立体全体を把握する。ストローク(なぞる)回数は、各次元に対応していることになる。

 3回のストロークで3次元画像の幾何学的形状を察知するだけでなく、画像の中にある対象物のイメージにフィットするように、全体とバランスがとれた図柄を再構築する作業も行う。これまでのアプリでは難しかったとされる、立体として認識され切り離された対象物がそのまま簡単に編集でき、平面画像として元の場所に容易に戻すことができる。

 コメントを見ると、「これはすごい」(米国)、「ワオ! これはほんとにかっこいい」(ノルウェイ)、「驚くべきツール」(英国)、「ワオ!!! すぐにでも商売に活用したい!」(ギリシャ)など賞賛の声が多い。その中には「イメージ(画像)操作と物体(画像)生成のネクストフロンティア」(不明)として技術水準の高さを認めるコメントがあった。

「ものすごくクール、Photoshopなんて目じゃない」(米国)はブログに投稿されたコメントだが、Adobe Photoshopが実装しているPatchMatchと呼ばれる画像探索アルゴリズムと同じ技術レベルかどうかの議論が盛り上がっていた。Adobe Photoshopのデモ動画を見る限り、同アプリは画像サイズを変換した時に対象物の遠近感を含めた2次元での距離感が自然に見えるように対象画像を調整するのに役立つアプリケーションである。

 一方、今回紹介したアプリケーションは、2次元の対象物を3次元画像に変換してマウス操作のみで容易に移動、抽出できる。デモンストレーション動画を比較すると最新アプリはPhotoshopより操作が容易で制約が少ないように見えた。

 優れたアプリケーションが開発されるとプログラミングの苦労が減り、3次元画像が誰にでも再現できるようになる。そのため専門家の権威が低下するかもしれないとの見方は、「おい、学校で学ぶ3Dモデリング(の授業)を邪魔するな」(オランダ)とのコメントからも推察できる。
  • 「ワオ!!! すぐにでも商売に活用したい!」(ギリシャ)
  • 「これはすごい!」(米国)
  • 「イメージ(画像)操作と物体(画像)生成のネクストフロンティア」(不明)
  • 「驚くべきツール」(英国)
  • 「おい、学校で学ぶ3Dモデリング(の授業)を邪魔するな」(オランダ)
  • 「ワオ! これはほんとにかっこいい」(ノルウェイ)
  • 「ものすごくクール、Photoshopなんて目じゃない」(米国)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:西山 昇)
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