1秒に120回羽ばたく超軽量“昆虫型”ロボ!その使い途は…?

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

掲載日 2013/07/18

1秒に120回羽ばたく超軽量“昆虫型”ロボ!その使い途は…?

ハーバード大学の研究チームは、昆虫が羽ばたくように飛行する虫型ロボットを開発した。大きさは米硬貨の25セントコインほど、重さは約9グラム。羽は1秒間に120回羽ばたき、事前に設定した経路に沿って飛行できる。

***

 空中を羽ばたきながら飛ぶ虫型ロボットの技術は注目すべきだが、重さ3分の1オンス(約9グラム)を実現したところにも技術的なブレークスル―があった。ロボットの本体は炭素繊維であり、本体を組み立てるときの部品は、飛び出す絵本を開いたときに立体的に部品が浮かび上がる方式で製造されている。それらをレーザーで切断して個別の組み立て用の部品として使う。

ハーバード大のチームが開発した虫型ロボットの飛行を記録した動画
 今回の公表された動画での飛ぶ様子は、コードを付けたままであるが、最終的な開発ゴールはコードなしに虫型ロボットが群れになって自律的に飛び回るところにある。ロボットの使い途としては、作物の受粉、危険な場所での探索および人命救助活動などである。

 反応をみると、ハーバード大学が開発したとのニュースだから注目されたとの見方をとる「……この技術……新しくないのでは?」(不明)とのコメントがある一方、非常に重要な発明であるとする「このテクノロジーは大きな発明。医療分野へ応用できる個別技術が詰まっている」(不明)とのコメントまで幅広い。10年以上かかった研究プロジェクトのため、過去に同様な動画をみた人がいるのかもしれないが、今回のように空中を安定して飛行するのは画期的である。

 米国ではドローンによる監視社会、兵器としてのドローンの利用が具体的なイメージとして浮かぶのか、「政府によるスパイ活動、殺人等に使用される潜在的可能性に触れていない」(米国)など使途を懸念するコメントがある。

 ロボットの小型軽量化に対する評価を表現したとみられる「虫サイズのドローン」(パキスタン)とのコメントがある一方、「こんどは何?」(アイルランド)など単に驚いているだけの人もいる。同じ驚きでも「こういうロボットは、あちこちで研究され開発されているんですね」(日本)との曖昧なコメントもあった。

 「ただ私は、これがなぜ必要なのかがわからない」(不明)など小型軽量の虫型ロボットの必要性が理解できないとのコメントがあった。

 開発された技術の肝は、ロボットが羽をはばたかせて飛べることにもまして、炭素繊維でできた軽量化された虫型ロボットが、飛び出す絵本のように浮かび上がる部品から、何台もの同じ規格の機体が組み立てられるところにある。

 注目されるべきは3次元プリンターに近い組み立て加工技術にあるはず。そのことに対するコメントがひとつもなかったのは、ロボットが羽ばたきながら飛ぶ様子の動画に目を奪われたからなのだろうか。
  • 「虫サイズのドローン」(パキスタン)
  • 「こんどは何?」(アイルランド)
  • 「5thエレメント(知識)」(米国)
  • 「こういうロボットは、あちこちで研究され開発されているんですね」(日本)
  • 「ただ私は、これがなぜ必要なのかがわからない。(不明)
  • 「政府によるスパイ活動、殺人等に使用される潜在的可能性に触れていない」(米国)
  • 「このテクノロジーは大きな発明。医療分野へ応用できる個別技術がつまっている」(不明)
  • 「以前どこかで、この技術を見たことがある。新しくないのでは?」(不明)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:西山 昇)
おすすめ記事

バックナンバーをまとめて読むなら右のボタンから! 一覧へ


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。 また、「世界のRe:アクション」の記事は、インターネット上に配信されているニュース内容をもとに、キーマンズネットが編集して掲載しており、ニュース内容の正確性、真実性等を保証するものではありません。


30006222


IT・IT製品TOP > 開発 > その他開発関連 > その他開発関連のIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ
噂のIT都市伝説

キーマンズネットとは

ページトップへ