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掲載日 2013/09/20
偉人の遺伝子をEasyに読み解く!キーマン列伝
#205“世界初”暗号が米政府に品質改悪されたワケ 〜ホルスト・ファイステル氏

 現在のコンピュータに関わるほぼすべてで「暗号」が使われている。ちょっとした通信でも必ず暗号化されているのが当然である。今回は、世界初のコンピュータ処理を前提とした暗号化技術で、初めて商用利用された「金星暗号」を開発したホルスト・ファイステル氏(以下敬称略)をキーマンとして紹介しよう。

 ホルスト・ファイステルは、1915年にドイツ・ベルリンにて誕生した。ナチスが台頭するなか、スイス・チューリッヒを経て1934年に家族共々アメリカへ移住した。第1次世界大戦に突入し、ドイツ国籍ということで敵性国民とみなされて一時的に軟禁状態になったが、1944年にアメリカの市民権を取得できた。

 市民権の取得がファイステルの大きなターニングポイントとなった。ファイステルの素性に何らかの可能性を見いだしたアメリカ当局は、彼をアメリカ空軍のケンブリッジ研究所に徴収した。そこでファイステルは国家機密に関わるプロジェクトに携わることとなった。彼にどんなスキルがあったのか? それは歴史の闇に埋もれてわからない。しかし実際、ファイステルはアメリカにとって強力な戦力となった。

ホルスト・ファイステル氏
1915年
ドイツ・ベルリンにて誕生。
1934年
家族とともにアメリカへ移住。
1944年
アメリカの市民権を取得すると同時にケンブリッジ研究所へ。
1950年
IFFの研究を進めながらMIT、ハーバード大学で物理学を学ぶ。
1973年
金星暗号を開発。世界初のコンピュータ処理を前提にした暗号化システム。
1976年
金星暗号がDESに採用される。
1990年
死去。享年75歳。

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