コンピュータ理論の父になり損ねた天才

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掲載日 2013/09/13
偉人の遺伝子をEasyに読み解く!キーマン列伝
#204もう1人のチューリングマシン考案者 〜エミール・ポスト氏

 ITの仕事に携わっている人もそうでない人でも、「チューリングマシン」についてはご存じかと思う。チューリングマシンについては後述することとして、そんなチューリングマシンを考案していたもう1人の人物を今回のキーマンとして紹介しよう。エミール・レオン・ポスト氏(以下敬称略)である。

 エミール・レオン・ポストは、1897年ポーランド・アウグストゥフ(当時はロシア帝国の占領下だった)にて誕生した。ユダヤ系ポーランド人家族だったということもあるのだろうか、1907年、幼少の頃に両親ともどもアメリカに移住している。そんなポストを悲劇が襲う。12歳の頃、自動車事故に巻き込まれて左腕を肩の付け根から失ってしまったのだ。不幸な事故だが、このことが彼の人生において大きなターニングポイントとなった。

 少年時代は天文学に興味を持っていたポストは、身体的ハンディにめげることなく学問に励んだ。天文学者を目指したが、片腕で観測活動ができるかどうかをいくつかの天文台に尋ねると、あまり良い回答は得られなかった、そのために天文学を諦め、高校卒業後はニューヨーク市立大学に進学して数学を学んだ。1917年に同大学を卒業するとコロンビア大学へ進学した。

エミール・レオン・ポスト氏
1897年
ポーランド・アウグストゥフにて誕生。
1907年
家族とともにアメリカへ移住。
1917年
ニューヨーク市立大学を卒業してコロンビア大学へ。数学を学ぶ。
1920年
数学の博士号を取得。その後プリンストン大学へ。
1936年
ニューヨーク市立大学の数学教授に就任。
1936年
独自の仮想計算機械「ポストマシン」を考案。
1954年
死去。享年57歳だった。

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