「人間は考える葦」哲学者が発明した計算機

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掲載日 2013/07/05
偉人の遺伝子をEasyに読み解く!キーマン列伝
#195「人間は考える葦である」あの哲学者が発明した計算機〜ブレーズ・パスカル氏

 「人間は考える葦である」という言葉がある。誰もが知っているだろう、フランスの哲学者であり思想家、数学者でもあるブレーズ・パスカル氏(以下敬称略)が残した名言だ。なぜこのコーナーで哲学者? といぶかる方もいるかもしれない。しかしパスカルは、現在のコンピュータの始祖ともいえる、機械式計算機の発明者であるのだ。今回はそんなパスカルをキーマンとして紹介しよう。

 ブレーズ・パスカルは1623年、フランス・クレルモンにて誕生した。父は当時の公務員で、徴税を主な仕事にしていた。それがパスカルの発明の1つの動機付けとなったのだが、それはともかく、当時としては恵まれた環境で幼少時代を過ごしたようだ。そのせいか、幼少の頃から神童として才能を発揮していたという。

 10歳にならないうちに「三角形の内角の和は180度」であることや、「1から整数nまでの総和は(1+n)n/2」であることも自力で証明していたという。そんな幼き天才に、家族も協力を惜しまなかった。彼の教育をより強化するため、父は家族全員でパリに移住することを決心した。と言っても、学校に通うのではなく、自宅で科学に秀でていた父が教育するとともに、優秀な家庭教師を招いて英才教育を施す方針だった。この頃は自宅学習は珍しくなかったという。また博学だった父親の顔も広く、多くの数学者、科学者がパスカルの自宅に出入りしていた。少年パスカルもそういう博識な大人と対話する機会が多かったから、まさに英才教育の現場としては最適だったろう。

ブレーズ・パスカル氏
1623年
フランスにて誕生。
1640年
円錐曲線試論を発表。
1642年
機械式計算機の開発を開始。
1644年
機械式計算機「パスカリーヌ」を発明。
1651年
父が亡くなる。
1652年
パスカリーヌの開発を停止。
1662年
死去。享年39歳。

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