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製品の基礎から選び方までをサポート! IT導入完全ガイド

10大脅威にどう立ち向かう?最新UTM

2013/09/09


 昨今のサイバー攻撃事件などへの危機感が影響しているのか、ゲートウェイセキュリティ製品市場は前年比約2割の成長を見せている。なかでもUTMは、単一ベンダ製品でほとんどのゲートウェイセキュリティがまかなえるため、企業規模を問わず関心が高まっている。しかし従来のルータとファイアウォールを利用したセキュリティゲートウェイ機器とは何がどう違うのか、脅威にどう対抗できるのかという具体的な部分についてはよくわからないという人も多いのではないだろうか。そこで今回は、最新UTMが搭載しつつある「標的型攻撃対策」機能も含め、現在最も対策が必要な脅威に沿ってUTMの機能を改めて紹介していく。

UTM

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UTMとは

■セキュリティ機能が豊富に実装されたUTM
 主にインターネットと社内ネットの境界(ゲートウェイ)に設置し、通信の内容をセキュリティ上のさまざまな視点でチェックして、社内ネットワークと社外ネットワークの接続制御を行う装置がUTM(Unified Threat Management)だ。
 インターネットの黎明期なら、ゲートウェイにはファイアウォールがあれば事足りた。しかしウイルスや不正アクセスがその手口を多様に変化・進化させながら増えていくにつれ、その時々の攻撃トレンドに沿って防御対策が追加されてきた。ファイアウォールにプラスされたのはIPsec VPN、IDS/IPS、アンチウイルス、Webとメールのフィルタリング、さらにSSL-VPNやWAF、DLP(Data Loss Prevention)、次世代ファイアウォールといった機能だ。

■UTMが持つメリットは?
 こうした機能追加には、単機能の製品を個別に追加するのがかつては一般的だった。しかし追加に追加を重ねていくと、図1左のように見るからに複雑な構成になってしまう。しかも、製品にあらかじめ搭載されている情報だけでは新しい攻撃に対応できないため、常に製品個別の情報アップデートが必要になる。ライセンス更新も漏れがないようにしなければならず、場合に応じた設定変更やトラブル対応などで運用管理がどんどん複雑化してしまう。
 このような多様なセキュリティ対策を1つのアプライアンスで全部まかなえるのがUTMだ。UTMが備えるすべてのセキュリティ機能は管理画面で一元管理でき、ログやトラフィックの分析レポートなども情報が統合された状態で入手可能、情報更新も統合的に管理できるようになる。運用管理は極めてシンプルになり、担当者の負荷軽減や管理精度の向上に役立つだけでなく、各専用機器を市販品で構成するのに比べて大幅な導入コスト低減も期待できる。

図1 複雑な運用管理が必要なシステムから統合管理システムへ
図1 複雑な運用管理が必要なシステムから統合管理システムへ
資料提供:フォーティネットジャパン

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