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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

デスクトップ仮想化の導入状況

2013/09/10


 キーマンズネットでは、2013年6月25日〜2013年7月2日にかけて「デスクトップ仮想化の導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数:321)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の46.1%、一般部門が53.9%という構成比であった。
 今回、お聞きしたのは導入・検討しているデスクトップ仮想化の「導入状況」「利用シーン」「重視ポイント」「満足度」「導入しない理由」など、デスクトップ仮想化の導入状況を把握するための質問。その結果、全体の導入率は15.3%と低いものの、導入している企業の7割以上は満足していることが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

41.8%がデスクトップ仮想化を“理解していない”。導入率は15.3%に留まる結果に

 最初に「デスクトップ仮想化製品の理解度」について尋ねた。全体では、「理解していて、製品ごとの特長が分かっている」が12.3%、「理解はしているが、あまり差がないように感じる」が45.9%、「理解していない」が41.8%という結果となった。企業規模別に見ると、「理解していない」と答えたのは、100名以下の中小企業では54.7%、1001名以上の大企業では30.0%にものぼり、「理解はしているが、あまり差がないように感じる」と答えたのは、100名以下の中小企業では30.2%、1001名以上の大企業では57.0%という結果となった。デスクトップ仮想化製品に関する理解はまだ進んでおらず、製品ごとの特長まで理解している人は企業規模を問わず全体でも1割程度にとどまっているという現状が見えてきた。
 次に「デスクトップ仮想化の導入状況」について尋ねた(図1)。「既に導入済みである(追加リプレイスなし)」が13.7%、「既に導入済みである(追加リプレイスあり)」が1.6%、「導入していないが、検証済み(テスト導入済み)」が1.2%、「新規で導入を検討している」が3.1%、「必要性を感じているが、導入時期は未定」が31.5%、「必要性を感じない」が48.9%と続き、まとめると、全体では15.3%が導入済み、5.9%が検討中という結果となった。また、「導入済み」の15.3%を従業員別に見ると、100名以下の中小企業で8.1%、101名〜1000名以下の中堅企業で13.5%、1001名以上の大企業では23.5%と、従業員規模が大きくなるにつれて「導入済み」の割合が大きくなる傾向にあった。

図1 デスクトップ仮想化の導入状況

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2

導入目的「セキュリティ強化」がダントツ。「導入コスト削減」「OS仮想化」と続く

 デスクトップ仮想化の導入目的について尋ねた(図2)。1位は「セキュリティ強化」で61.7%、2位は「導入のコスト削減(導入費やソフトウェア・ライセンスなど)」で31.9%、3位は「OSの仮想化」で27.7%、4位は「管理工数の削減」で23.4%、同率5位は「内部統制」と「事業継続性向上のため(在宅勤務など)」で17.0%という結果となった。上記の利用シーンでも上位に挙がっていたように、クライアントPCのセキュリティ強化だけでなく、外出先でPCやスマートフォン・タブレット端末を使用する機会が増えてきていることから、社内外でのセキュリティの強化が必要とされ、その対策としてデスクトップ仮想化が検討されていることが分かる。
 また、デスクトップ仮想化製品を導入済みと回答した方に「デスクトップ仮想化の利用シーン」について尋ねた。その結果、1位は「社員のクライアントPCで使用」で75.0%、2位は「持ち出しPCでの使用」で29.2%、3位は「在宅勤務での使用」で14.6%、同率4位は「スマートフォン・タブレット端末での使用」と「コールセンタでの使用」で12.5%と続いた。

図2 デスクトップ仮想化の導入目的(導入済み)

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3

導入時の重視ポイント「安定性」「導入コストの安さ」「レスポンスの速さ」

 続いて、デスクトップ仮想化を導入済みと回答した方に「導入時の重視ポイント」を回答してもらった(図3)。その結果、1位は「安定性」で73.5%、2位は「導入コストの安さ」で57.1%、3位は「レスポンスの速さ」で40.8%、4位は「管理のしやすさ」で32.7%、5位は「操作性」で30.6%と続いた。「最も重視する項目」を見ると、1位から3位まで順位に変動はなかったが、全体の順位で7位の「既存アプリケーションとの親和性」が4位に浮上する結果となった。「最も重視する項目」として、「既存アプリケーションとの親和性」が浮上しているところを見ると、1位の「安定性」とも関連するが、既存環境がそのまま安定して使えるかどうか、不安に思っている方が少なくないものと考えられる。

図3 デスクトップ仮想化の重視ポイント(導入済み)

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