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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

生体認証の導入状況

2013/07/09


 キーマンズネットでは、2013年5月15日〜2013年5月22日にかけて「生体認証の導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数:363)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の45.5%、一般部門が54.5%という構成比であった。
 今回、お聞きしたのは導入・検討している生体認証の「導入状況」「導入目的・導入シーン」「重視ポイント」「満足度」「導入しない理由」など、生体認証の導入状況を把握するための質問。その結果、全体の導入率は18.2%と低いものの、導入している企業の7割以上は満足していることが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

生体認証は全体で約2割の企業が導入済。認証種類は「指紋」が7割で多数。

 最初に「生体認証の導入状況」について尋ねた(図1)。「既に導入済みである(追加リプレイスなし)」が16.3%、「既に導入済みである(追加リプレイスあり)」が1.9%、「新規で導入を検討している」が1.1%、「必要性を感じるが検討しない」が26.4%、「必要性を感じない」が54.3%と続き、まとめると全体では18.2%が導入済み、3.0%が検討中という結果となった。
 また、追加リプレイスの有無を合わせて「導入済み」と回答している割合を従業員別に見ると、100名以下の中小企業で5.9%、101名〜1000名以下の中堅企業で16.4%、1001名以上の大企業では28.0%と、従業員規模が大きくなるにつれて「導入済み」の割合が大きくなる傾向にあった。
 続いて、生体認証を導入済みと回答した方に、その「種類」を尋ねた。1位は「指紋」で70.8%、2位は「静脈」で36.9%、3位は「虹彩」で12.3%、4位が「顔形状」で3.1%と続いた。現時点での導入状況だと「指紋」が圧倒的だが、日本の場合は「指紋」に次いで「静脈認証」の開発が活発に行われており、銀行のATMにも利用が進んでいるほどである。ベンダによっては「指紋認証+静脈認証」という2つの認証方法を組み合わせることでより精度を高める方法をとっているという動きもある。

図1 導入状況

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2

導入目的「個人情報・機密情報漏洩防止」が圧倒的。ID・PW管理、なりすまし防止も

 次に、生体認証を導入済みと回答した方に「導入目的」について尋ねた(図2)。その結果、1位は「個人情報・機密情報漏洩防止」で68.9%、同率2位は「ID・パスワードなどの管理・運用負荷軽減」「なりすまし防止」で31.1%、4位は「内部統制対応」で29.5%、5位は「Pマーク取得」で11.5%となった。
 続いて、生体認証を導入済みと回答した方に「導入シーン」について尋ねた。1位は「入退室(高セキュリティルーム)」で53.8%、2位は「入退室(一般オフィスレベル)」で29.2%、3位は「PCの起動」で24.6%、4位は「ネットワークへのログイン」で10.8%、5位は「アプリケーションへのログイン」で7.7%と続く結果となった。システムでの認証よりも、物理的なセキュリティで利用される機会が多いことが見てとれる結果となった。
 フリーコメントには、「USBメモリを利用したデータの持ち運び」といった所有者を認証するために利用するという声が多く寄せられた。その他にも、「業務アプリ内の承認プロセスなどの本人確認」といったセキュリティ面での強化や「勤怠管理」といった運用面での利便性を図る時に利用するという声も見受けられた。

図2 導入目的

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3

技術的な不安の表れか?導入時の重視ポイントは「認証率・精度」が61.9%

 続いて、生体認証を導入済みと回答した方に「導入時の重視ポイント」を尋ねた(図3)。その結果、1位は「認識率・精度」で61.9%、2位は「導入コスト・工数」で54.0%、3位は「運用コスト・工数」で38.1%、4位は「安定性・可用性の高さ」で36.5%、5位は「認証の速さ」で31.7%と続いた。一般的な製品カテゴリだとコストに関するポイントが一番大きくなるが、1位が「認証率・精度」で6割を超えていることから、まだ技術的な面での不安が解消されていない現状が垣間見える。
 最も重視するポイントで比較してみると、1位は「認識率・精度」で36.5%、2位は「導入コスト・工数」で33.3%と順位に変動はなかったが、3位は「安定性・可用性の高さ」で9.5%、4位は「既存のアプリケーションとの親和性」で6.3%となった。4位の「既存のアプリケーションとの親和性」は全体では8位と低いものの、最も重視するポイントでは注目されている。認証システムだけに、既に稼働しているシステムに後から追加するケースも多く、親和性がポイントに挙がってきていると考えられる。

図3 重視ポイント

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