ECサイトと店舗のデータを繋げて活用したい

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ECサイトと店舗の顧客・販売データを繋げて活用したい

2013/08/29


 インターネットに店舗を開くECサイトは現在では一般的なマーケティングチャネルの1つになった。特にB to C領域では、Web上のショッピングモールへの出店に加えて自社ECサイトを持つことが販売力強化のために欠かせないものになりつつある。オンラインショッピングの普及に伴いECサイトが重要な顧客接点の1つになった現在、単に販売窓口として利用しているだけではもったいない。通りすがりのサイト閲覧者を引き込み、その場での商品購入だけでなく、リピート注文してくれる顧客に育て、さらには実店舗にも足を運んでもらうようにする戦略的な取り組みを考えたい。それには既存の店舗の顧客情報や販売情報との連携・統合が不可欠。そんな環境実現のためには、いったいどんなITツールがふさわしいだろうか。

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解決策1

ECサイト構築時に社内既存システムとの連携を図る

 これから新しくECを始める場合の選択肢は3つある。1つは既存のショッピングモールにテナントとして出店することだ。ごく短期間で一定の機能と操作性を備えたバーチャル店舗ができ上がる。モール自体の集客能力が利用できるが、モールの規約に従い出店料やシステム利用料が必要であり、提供するサービスにも一定の制約がある。社内システムとの連携はモール側の仕様に依存するので、自由な設計が難しい。
 もう1つの選択肢は、自社でECシステムを構築することだ。有償/無償のEC構築ソフトウェアにはコンテンツ作成からショッピングカート機能、決済サービスとの連携機能、商品管理・在庫管理・注文管理などの管理機能までひと通りの機能が揃っている。これを利用すればイチから自社開発するよりはるかに簡単にECシステム構築ができる。社内既存システムとの連携機能も自由に組み込めるので、独自性の高いECシステムが構築可能だ。ただしシステム化やシステム連携実現には一定の追加開発が必要になることが多いため、EC構築の経験豊かなSIerの協力を得るとよいだろう。
 さらに1つの選択肢はEC構築・運用のためのオンラインサービスの利用だ。業者が持つサーバとソフトウェアをWeb経由で利用できるので、ハードやソフトの運用管理負荷がかからない。料金は月額料金やページビュー課金などわかりやすい体系になっている。決済関連機能に重点を置きシンプルに機能を取り揃えた「ショッピングカート」サービスが提供されている一方、EC構築ソフトウェアと同等の豊富な機能を備え、クラウド基盤を利用して大規模ECサイトへの拡張も可能なSaaSも登場している。ただし基本的には機能の独自追加/変更ができず、自由度の面では制約がある。とはいえユーザ独自機能の開発・追加も業者によっては可能であり、社内既存システム連携も標準的なバッチによるデータ連携のほか、リアルタイム連携の実現例もあるので、必要なら業者に相談してみるとよい。

EC構築・運用ソフトウェアの機能概要
EC構築・運用ソフトウェアの機能概要
株式会社ecbeing

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