サーバなどのシステム管理負荷を削減したい

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サーバやネットワークなどシステム管理負荷を削減したい

2013/08/22


 システム運用管理の仕事は、サーバやPCが増えれば増えるほど忙しくなる。新しいシステムが次々に増え、システム更改も休む暇なく続けられる大企業はもちろんだが、特に中堅〜中小規模の情報処理部門がない企業では「ひとり情シス」という言葉に代表されるように、管理技術者が少なく、増員も望めない場合が多く、限られたスタッフで日々のシステム運用管理に忙殺される現実が続いている。どうしても人が対応しなければならない管理業務も多々あるが、特に監視系の業務では自動化により人の管理負荷を軽減できる部分もまた多い。システム増強をしても管理体制が破綻したのでは意味がない。そうなる前に、ITツールを上手に使って負荷軽減を図りたい。

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解決策1

運用管理ツールで複数システムとネットワークの監視を省力化する

 システム導入時にはたいていシステム管理機能が何らかの形で組み込まれている。その管理ツールを使って単一システムの運用管理を行なっている分にはよいのだが、やがてシステムが社内に増え、ネットワークも次々に増強されるようになると、運用管理者は複数の管理ツールのコンソールでシステムやネットワークの状態を監視し、異常があればそれぞれのケースに対応した管理ツールで対応を図ることになる。しかし複雑化したネットワークでは障害箇所の特定に時間がかかり、複数のシステムが相互連携している場合にもトラブル原因の特定が難しくなる。もちろん原因がネットワークなのかシステムなのかの切り分けも容易ではない。

 そこで、頼りになるのがサーバ管理ツールとネットワーク管理ツール、そしてそれらを一体化した統合運用管理ツールだ。これらはシステム個別の運用管理ツールではなく、複数のサーバやネットワーク機器の監視と管理、状態のレポートなどの機能を持ち、運用管理を一元化して1つのコンソールで監視・管理可能にするものだ。トラブルの発生箇所が特定しやすくなり、回復のための対応を速やかに、手軽に行うことができる。一部のツールでは障害の自動分析と自動対応まで行えるものがある。

 またCPUやメモリの使用状況やネットワークへの負荷状況など多くの監視項目でデータを集約して一覧できるので、トラブルの予兆を未然に発見して適切な対応をとり、システム停止やレスポンス悪化などの発生を予防することも可能だ。さらに、状態の常時監視により異常が検知可能なので、ウイルスや不正アクセスなどのふるまいを早期に発見して対応を図れるため、セキュリティ面でも利用価値がある。

 管理用サーバを立てて運用管理ソフトを導入するのが一般的だが、現在では運用管理機能を提供するSaaSやリモート監視サービスも登場しており、導入への敷居は低くなってきている。機能が揃った統合運用管理ツール導入がお奨めできるものの、コストとの兼ね合いで、機能は限られても負荷が大きいところを軽減できるツールを選ぶとよい。場合によっては監視機能のみをリモートで提供してくれるサービスを利用する手もある。

図 リモートシステム監視サービスの例
図 リモートシステム監視サービスの例
提供:東芝ITサービス

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