超小型!4万円台で買える折りたたみ式3Dスキャナの実力はいかに

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

掲載日 2013/04/25

超小型!4万円台で買える折りたたみ式3Dスキャナの実力はいかに

カナダの新興企業Matterformが、小型で携帯可能な3Dスキャナ「Photon」を発表した。190×190×250mmまでの大きさの物体を約3分でスキャンできる。しかも449カナダドルという低価格!

***

 最近、家庭でも楽しめる3Dプリンタが徐々にではあるが登場しており、例えば自分でフィギュアを作るなど、立体造形が楽しめるようになった。しかし実際はデザインソフトなどの知識がないと、プリンタがあっても印刷するものがない! という事態に陥りかねない。

Matterformの開発者2人がPhotonの使い方や魅力を説明している
 ここに目をつけたのが、カナダMatterform社の創業者、アダム・ブランジェス氏とドリュー・コックス氏だ。2人は、デザインの技術がなくても簡単に立体モデルをデータ化してパソコンに取り込み、3Dプリンタで印刷できる廉価な3Dスキャナを開発しようと考えた。

 Photonは卓上で使えるサイズで、ターンテーブルに物体を置いてボタンを押すだけと、使い方も至って簡単。現時点の機能だと、約10センチのフィギュアであれば、0.5度ずつ0.43mmの間隔で回転しながらスキャンし(精度はプラスマイナス0.2mm)、スキャンしたデータはSTL、OBJ、PLYのフォーマットで保存できる。

 精度については気になる人は多いようで、「出資キャンペーンが終わっても、精度面での機能更新はやめないでよ」(アメリカ)、「宝石デザインに使いたいから、精度が重要なんだよね〜」(米・コロラド州)と、アメリカからは現実的な意見が寄せられている。また、フランスからは「実際にプロトタイプが動いている動画を見せて」という要望も。

 出資者が多いことからも期待度が高いのは確実で、オーストラリアからは「すぐスキャンが必要な彫像をいっぱい準備してある。オーストラリアにはいつ届くのかな?」と、製品の到着が待ち遠しいという声が。またスウェーデンからは「こんなのが欲しかった!」と製品の登場を喜ぶコメントが寄せられている。

 同社が3月27日に発表し、現在Indiegogoで出資者を募っている「Photon」は、4月18日時点で出資目標額の8万1000カナダドル(約800万円)をはるかに上回る36万8100カナダドル(3600万円余)を集めている。ちなみに出資締め切りは4月30日。同社は11月に出荷を開始するとしており、価格は449カナダドル(約4万3000円)である。

 ただし…確かにお手頃価格だし、面白いのだけれど、用途がはっきりしていないと、3Dプリンタ同様に宝の持ち腐れになるかも?
  • 「ベンチャーがうまくいきますように! スキャナの完成が楽しみ」(オーストラリア)
  • 「このスキャナこそが僕に欠けていたものだよ!」(スウェーデン)
  • 「産業発明者としては仕事に使わせてもらうよ。将来もっと大きなバージョンを開発したら知らせてほしい」(米・イリノイ州)
  • 「ゲーム開発者やアニメーター、発明者の役に立ちそう」(イギリス)
  • 「ACアダプターとか、配線コードとか、あんまりお洒落じゃないものをスキャンした画像を見せてほしいな」(アメリカ)
  • 「449(カナダ)ドルなら悪くないよね」(カナダ)
  • 「ぜひうちで売らせて!」(イギリス)
  • 「3Dスキャナは使ってるけど、これは一番小型だね」(ドイツ)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:岡 真由美)
おすすめ記事

バックナンバーをまとめて読むなら右のボタンから! 一覧へ


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。 また、「世界のRe:アクション」の記事は、インターネット上に配信されているニュース内容をもとに、キーマンズネットが編集して掲載しており、ニュース内容の正確性、真実性等を保証するものではありません。


30006050


IT・IT製品TOP > オフィス機器 > その他オフィス機器関連 > その他オフィス機器関連のIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ
噂のIT都市伝説

キーマンズネットとは

ページトップへ