プロトコルの違いが命取り!車と対話の夢破れ…国の違いに唖然

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掲載日 2013/03/28

プロトコルの違いが命取り!車と対話の夢破れ…国の違いに唖然

「Automatic Link」はiPhoneとBluetooth接続することで、エコ運転度を採点してくれるほか、エンジン警告灯のエラーコードを文章で通知し、駐車位置を忘れた時に教えてもくれる。

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『ナイトライダー』という米国NBC系のTVドラマがある。日本でも1987年から放送されたから、憶えている人も多いはずだ。作品に登場する“ナイト2000”は、主人公マイケルに言葉で話しかけるドリームカーだ。そのナイト2000に愛車を一歩近づける?システムが、米国で間もなく発売される。

開発者が車の運転席から使い方をデモする動画
 その「Automatic Link」は、現在のアメリカ車に標準搭載されている車両診断規格OBD-IIを利用し、運転席のコネクターに差し込むBluetoothデバイスと、iOSアプリを組み合わせたもの。燃費を悪化させる急加速や急ブレーキを警告してくれるほか、エコ運転度を百点満点で採点してくれ、エンジン警告灯のエラーコードを文章で通知し、駐車位置を忘れた時に教えてもくれる。つまり、車載コンピュータから得た情報をiPhoneを通じてドライバーに言葉やアイコンで教えてくれるのだ。

 iOS版は2013年5月に発売予定だが、Android版も2013年秋の発売が予定されている。

 それはいいとして、69.95ドルという価格には米国内からも賛否両論の声があがっている。iOS版はBluetooth4.0にしか対応せず、iPhone4Sと5でしか使えないことへの不満の声もある(Android版はBluetoothの全バージョンで使用可能)。「もっと安くて汎用性が高いやつがあるじゃないか」という意見が出るのも無理のないところ。

 それに対して、米国以外の人が声を揃えるのが「アメリカ車以外は非対応かよ」との嘆き節。ヨーロッパ車はEOBD、日本車はJOBDと、車載コンピュータのプロトコルに若干の違いがあるためだ(最新の車にはOBD-IIに対応したものも多いが)。また、ディーゼル・エンジン車も非対応となっている。

『ナイトライダー』直撃世代の筆者としては、ナイト2000のように車と対話できる未来が一歩近づいたことに胸をときめかせてしまったが、「アメ車オンリーかよ」という非米国人の嘆きには同情を禁じ得ない。やっぱり正義の騎士(ナイト)には、アメリカだけでなく世界を救ってほしいものだ。
  • 「AutomaticとWAZEは最強の組み合わせになりそうだな」(米国)
  • 「eZWay Proにしときなよ。安いODB-IIアダプターと組み合わせて、Androidでも使えるからさ」(ロシア)
  • 「BluetoothだからiPhoneのバッテリーを喰わないのはいいね。でもさ、iPhone 4S と5に対応ってどういうことよ? それ以前のiPhoneを切り捨てる理由なんてあるのか?」(自称サムライ)
  • 「これってカナダでも使えるのかな? それが心配なんだけど」(カナダ)
  • 「ディーゼル車はサポートなしかよ」(不明)
  • 「それどころか、アメリカ以外じゃ使えないみたいだぜ」(米国、カリフォルニア州)
  • 「86年型のBMW 5シリーズに乗ってるやつはどうしろってんだよ」(ラトビア)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:待兼音二郎)
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