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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

HAクラスタリングソフトの導入状況

2013/05/14


 キーマンズネットでは、2013年3月6日〜13日にかけて「HAクラスタリングソフト」に関するアンケートを実施した(有効回答数:427)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の44.5%、一般部門が55.5%という構成比であった。今回、お聞きしたのは「導入のきっかけ」「重視ポイント」「満足度」「導入後の課題」など、HAクラスタリングソフトの導入状況を把握するための質問。その結果、「システムの仮想化」が導入のきっかけとしては多く、導入後の課題としては「技術者不足」「運用管理負荷が高い」などが挙げられていることなどが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

導入済みは12.9%、企業規模が大きくなるほど導入率が高くなる傾向に

 最初に、現在のHAクラスタリングソフトの「導入状況」を尋ねたところ、「既に導入済みである(追加リプレイスなし)」が11.0%、「既に導入済みである(追加リプレイスあり)」が1.9%、「新規で導入を検討している」が3.3%、「必要性を感じるが検討しない」が26.7%、「導入の必要性を感じない」が57.1%となった(図1)。整理すると、追加リプレイスの有無を含めて導入済みは12.9%、導入検討中は3.3%となり、企業規模が大きくなるほど導入率は高くなる傾向にあった。

図1 導入状況

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2

導入のきっかけは「システムの仮想化」が1位、重視ポイントは運用・初期コスト

 次に、HAクラスタリングソフトを「導入済み」と回答した人に、その「きっかけ」を聞いた(図2-1)。その結果、1位は「システムの仮想化」で39.2%、2位は「ミッション・クリティカルシステムの構築」で29.4%、3位は「BCP対策」で27.5%と続いた。システムの仮想化により統合されたシステム環境の可用性を高める上で導入に至ったケースや、落とすことのできないミッション・クリティカルなシステム構築時、自然災害や予期せぬ事故などでも事業を継続していくためのBCP対策などをきっかけとして、導入した割合が高かった。
 続いて、HAクラスタリングソフトを「導入済み」と回答した人に、その「重視ポイント」を聞いたところ、 1位は「運用コスト」で76.2%、2位は「初期コスト」で64.0%、3位は「既存システムとの親和性」で62.0%、4位は同率で「サポート内容の充実」と「構築・運用負荷」が30.0%と続いた(図2-2)。
 万一システムが落ちてしまった時に備える“可用性の向上”に特化したツールだけに、費用対効果が表しづらく、サーバ管理における運用コストや初期導入コストなどかかる費用を重視する声が多かった。また、クラスタ構築には専門のノウハウが必要だとも言われており、「サポート内容の充実」や「構築・運用負荷」などの項目も重視するポイントとなっている。

図2 きっかけ・重視ポイント

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3

82.3%が「満足」も、「障害発生時の挙動」や「運用操作の難しさ」などに不満の声

 続いて、HAクラスタリングソフトを「導入済み」と回答した方にその「満足度」を尋ねた(図3)。その結果、「とても満足している」が17.6%、「まあ満足している」が64.7%、「やや不満がある」が11.8%、「とても不満がある」が5.9%となり、まとめると「満足」と回答した割合は82.3%、「不満」は17.7%という結果となった。「とても満足している」「まあ満足している」と回答した方からは、「重要システムにおけるダウンタイムが最小限にできていること」「障害発生時に待機系に問題なく切り替えができているため」「特に不便はなく、3.11の時は助かった」などの声が挙げられていた。一方で「やや不満がある」「とても不満がある」と回答した方からは、「障害発生時に切り替えそのものは発生するが、完全ではないことが多く、結局、業務としては止まることが多い」「障害検知機能のミドルウェアに検知設定の問題があり実際の障害時に検知しない、フェイルオーバーしない場合がある」「性能が出ず、故障時の保守稼働も大きい」といった、障害発生時にできるはずの挙動が不完全だったという声が挙がっていた。また、「切り替えオペレーションが少々、複雑」「応用が難しい」「非常に分かりにくい」など、運用の難しさを挙げている声も目立った。
 このような声に対応し、統合運用管理ソフトとの連携を強化させ、業務システムに障害が発生した際のジョブ実行や監視の継続を可能するなど、有事の際でも高い可用性を実現させる取り組みをしているベンダもある。

図3 満足度

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図3 満足度

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