法人向け最新“メディアタブレット”事情

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法人向け最新“メディアタブレット”事情

2013/04/08


 スマートフォンに牽引されるように急速に普及しつつある「メディアタブレット」。代名詞的な「iPad」に加え、Android OSを搭載したメディアタブレットが多くのベンダから続々と投入されているうえ、2013年に入ってからはWindowsを搭載したメディアタブレットもまた注目されつつある。ビジネスで利用されることも徐々に増えてきたメディアタブレットだが、まだその可能性は未知数なところがある。そこで本記事は、最新のメディアタブレット端末を紹介し、それらを取り巻く最新事情について解説していく。また。これからメディアタブレットを導入する場合の、製品選びのポイントについても紹介していこう。

メディアタブレット

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メディアタブレットとは?

■メディアタブレットの定義

 まず「メディアタブレット」がどのようなデバイスかを見ていこう。 「メディアタブレット」を定義する要素はいくつかあるが、2013年3月時点では以下の特徴を持つ製品全般がメディアタブレットとして定義できる。

タブレットフォームファクタを採用

 “板状の外観”で、タッチ操作を可能とする“タッチスクリーン”を主ディスプレイとして内蔵する。ほぼすべての操作を画面タッチで行うため、“ハードウェアキーボードは非搭載”である。これらの要素を満たしているのがタブレットフォームファクタである。

記憶装置はフラッシュメモリ

 メディアタブレットの主記憶装置はフラッシュメモリが主流。HDDのような駆動部のある部材が内蔵されることはまずない。なお、タブレットフォームファクタを採用しているPCで、主記憶装置としてHDDを搭載している製品がある。これらの製品は「スレートPC」とカテゴライズされることが多い。

タッチ操作を主軸にしたOSを搭載する

 詳細は後述するが、iOS、Android OS、Windows 8といった、タッチ操作を念頭に置いて開発されたOSを搭載する。

ディスプレイサイズは7インチor10インチが主流

 現時点で入手できるメディアタブレットのディスプレイサイズは、7インチ、10インチ前後が主流。最近ではそれ以上の画面サイズの製品も登場しているものの数は多くない(コラム参照)。また、メディアタブレットにおいては、ディスプレイの大きさはすなわち本体の大きさである。そのため、製品をディスプレイサイズで区分、カテゴライズするのが一般的だ。

データ通信機能搭載、通話機能非搭載

 スマートフォンのディスプレイサイズが大きくなる傾向になり、メディアタブレットとの差が小さくなっている昨今だが、両者の明確な違いは通話機能の有無だ。両者とも携帯電話網(3G、LTEなど)を使ったデータ通信に加え、Wi-Fiでのデータ通信が可能であるが、メディアタブレットは、データ通信のみを利用し、電話回線による通話機能を搭載しない。

図1 メディアタブレットの定義
図1 メディアタブレットの定義
■メディアタブレットのOS

 2013年現在、メディアタブレットに搭載されている主なOSは、Apple「iOS 6」、Google「Android 4.0/4.1/4.2」、そしてマイクロソフト「Windows RT」「Windows 8」となっている。iOS、Android OSに関しては、メディアタブレット登場と同時に提供されてきたメディアタブレット向けの軽量OSだが、Windows RT/8に関してはやや異なる。

 Windows 8が登場した2012年10月以前は、Windows(7/Vista/XP)は「タッチ操作も可能なOS」というスタンスのOSだった。ところが、Windows 8は従来方針を大きく転換してタッチ操作をメインとするUIに路線を変更した。そのため、Windows 8以降のWindows OSを搭載したデバイスは、上記の条件を満たしているのであれば今後はPCというよりもメディアタブレットとして扱うのが相応となった。
 なお、Windows RTは、メディアタブレットやスマートフォンに搭載されることの多い「ARM」系のCPUで動作できるようWindows 8をカスタマイズしたOS。ユーザインターフェースを含め、基本的な機能は同一だが、従来のx86/x64版Windows向けに作成されたソフトウェアは動作しない。

 まだOSの登場、搭載製品の発売開始から日が浅いため、Windows RT/8を採用したメディアタブレットがiPadやAndroid OSを搭載したメディアタブレットを脅かす存在になるかどうかは明確ではない。しかし、Windows RT/8メディアタブレットは、Windows 8に対応した周辺機器との互換性があり、アプリについても互換性がある(Windows RTはストアアプリのみ互換性あり)。今後の展開によっては、Windows RT/8がメディアタブレットの主要OSとなる可能性があるかもしれない。
なお、既存のアプリケーションをメディアタブレットで活用する場合、Windowsであればそのまま活用することは可能だが、より生産性を高めるのであればタッチUIに変更していくことも必要になることは念頭に置いておきたい。

コラム:マイクロソフトが日本市場に投入したWindows Sarface

 2013年3月1日に、マイクロソフトがハードウェアの設計から製造までを手掛けたメディアタブレット「Microsoft Surface」の日本投入が発表された。発表会自体はコンシューマ色の強いものだったが、Windows8搭載のモデルとしては安価な価格となっており、ビジネスでどんな広がりを見せるのか見守りたいところだ。ただし、Windows RTモデルのみの発売だったため、既存資産が活かせるWindows8 Pro搭載のSarfaceがいつごろ日本で発売されるのかに期待が集まっている。

図2 「Windows Sarface RT」発表会
図2 「Windows Sarface RT」発表会

■メディアタブレットの通信

 メディアタブレットの特徴の中でも触れたが、メディアタブレットはデータ通信機能を標準で搭載しており、ほぼすべてのタブレットでWi-Fi(IEEE802.11 a/b/g/nなど)が利用できる。そして、通信キャリアが提供する3GやLTEといった、携帯電話網を利用するデータ通信機能に対応する製品も存在する。Wi-Fi機能のみの製品は、オフィスや契約済みの公衆無線LANサービスのアクセスポイントがなければデータ通信が行えないが、3G/LTEに対応したメディアタブレットなら、携帯電話やスマートフォンと同じエリアでデータ通信が行える。また、WiMAX機能を内蔵しているメディアタブレットもいくつか登場してきたが、2013年に入ってからの新製品はない。

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