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流行りモノから新技術まで! 5分でわかる最新キーワード解説

転ばぬ先の杖!HDD故障予測技術とは?

2013/03/06


 日々進歩するIT技術は、ともすると取り残されてしまいそうな勢いで進化の速度を高めています。そこでキーマンズネット編集部がお届けするのが「5分でわかる最新キーワード解説」。このコーナーを読めば、最新IT事情がスラスラ読み解けるようになることうけあい。忙しいアナタもサラっと読めてタメになる、そんなコーナーを目指します。今回のテーマは「HDD故障予測」技術。ビッグデータの活用で、故障予測精度がグンと上がりそうです!

HDD

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「HDD故障予測」とは

 「ノートPCが突然壊れた!」…PC利用経験が長い人は、この苦すぎる経験を何度か味わっているかもしれない。PCの故障原因の多くはHDD(ハードディスク)の障害だ。困ったことにHDDはたいてい“突然死”してしまう。内部ではじわじわ劣化が進行していたかもしれないが、発症までは違和感がほとんどなく、一旦発症したらもう既に手遅れ、バックアップもできない状態になることが多い。そしてユーザは「故障が分かっていればバックアップをとったのに…」と嘆く。IT管理者は「故障が分かっていれば代替機を用意しておくのに…」と悔やむ。「故障の事前予測ができたらいいのに」。それが長年のPCユーザの願いだった。特に衝撃や振動が加わりやすく、故障への不安が大きいノートPCのユーザならなおさらだ。
 そこに登場したのが昨年12月に東芝が発表した「ノートPC内蔵HDDの故障予測」技術だ。これは膨大なHDD稼働ログと修理センターの故障状況データを合わせて、実際の故障と故障の予兆を示す稼働状態との相関を明らかにした。ビッグデータ分析による新しい故障予測最適化の手法が見えてきた。

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普通の「健康診断ツール」ではダメなのか?

 「HDD故障予測ならソフトウェアをいつも使っているよ」という方もいるだろう。実際、HDDの稼働ログはいつでもとれるようになっており、HDDの利用状況のログを収集して表示する様々な「HDD故障予測ツール」あるいは「HDD健康診断ツール」が登場している。
 しかし今までのそうしたツールには2つの面で課題がある。
 1つは管理者による情報の一元管理が難しく、エンドユーザが自分で気をつけて計測された値や集計結果を調べ、対応しなければならないことだ。ITリテラシの高い部署ならそれでもよいが、業務部門にこれを徹底させるのは困難だ。
 もう1つはツールが表示する結果から危険度を適切に判断して過不足のない対応を図る方法が分からないことだ。ツールによっては「安全」「危険」「注意」などのようにリスクを表示してくれるものもある。専門家のノウハウによる“しきい値設定のさじ加減”が予測を左右することになるが、判断基準がツールベンダによって違い、正確性に疑問が残る。
 これら課題を解決するには、管理者が多数のエンドユーザのPC故障確率を把握して適切な対応がとれるよう、一元管理可能な仕組みがいる。そして信頼するに足る予測の根拠があることが望ましい。

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