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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

ビデオ会議システムの導入状況

2012/10/30


 キーマンズネットでは、2012年7月24日〜7月31日にかけて「ビデオ会議システムの導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数:546)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の47.4%、一般部門が52.6%という構成比であった。
 今回、お聞きしたのは「導入目的」「利用シーン」「満足度」など、ビデオ会議システムの導入状況を把握するための質問。その結果、導入済み企業は約4割で、今後はモバイル環境からの会議参加ニーズが増えてくる、ということが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

導入済みは43.7%、導入予定者の67.6%がタブレット・スマートフォンの利用を検討

 最初に、現在のビデオ会議システムの導入状況を尋ねた(図1-1)。その結果、「既に導入済みである(追加リプレイスなし)」が39.7%、「既に導入済みである(追加リプレイスあり)」が4.0%、「新規で導入を検討している」が3.7%、「必要性を感じるが、導入は検討しない」が17.8%、「必要性を感じない」が34.8%であった。整理すると、追加リプレイスの有無を含めて導入済みは43.7%、導入検討中は7.7%となり、企業規模が大きくなるほど導入率は高くなる傾向にあった。「必要を感じない」と回答した割合も34.8%おり、今後新規で導入を検討する割合も低いことから、導入は一巡したといえるだろう。
 続いて、ビデオ会議システムを「導入済み」と回答した方を対象に、その「拠点数」を尋ねた。その結果、1位は「1〜5拠点」で39.9%、2位は「6〜10拠点」で21.4%、3位は「11〜20拠点」で13.4%、4位は「21〜40拠点」で8.0%、5位は「41〜100拠点」で5.0%と続いた。複数の拠点が参加するビデオ会議を実現する際にはMCU(多地点接続装置)が利用されるが、拠点数が多くなればある程度高額なMCUが必要になるため、拠点の多い企業でも、会議頻度の高い限られた拠点のみをつなぐ対応がなされているのかもしれない。
 また、「ビデオ会議システムの端末としてタブレット・スマートフォンを利用しているか」についても尋ねている(図1-2)。その結果、既にビデオ会議システムを「導入済み」と回答した方の中では、「既に利用している」が4.7%、「検討中」が11.9%、「検討していない」が83.4%という結果となった。しかし、今後「導入予定」の方を対象にすると、「利用予定あり」は8.8%、「検討中」が58.8%、「検討していない」が32.4%となり、「検討中」を含めると67.6%がタブレット・スマートフォンの利用を検討していることが分かった。昨今では、スマートフォンやタブレット端末利用者の増加をはじめ、モバイルワークや在宅勤務などワークスタイルの変化に対応するために、BYOD(Bring Your Own Device:企業などで従業員が私物の情報端末などを持ち込んで業務で利用すること)に見られるようなモバイル端末の業務利用が増加している。このような背景から、今後導入を検討している方の中には、PCに加えてモバイル環境からの会議参加のニーズも増えてきているようだ。裏を返せば、モバイル端末はPCと比べて持ち運びが便利であるため、所持者といつでも連絡が取れてしまう。1年365日、いつでも会議への参加招集がかかってしまい、参加させられる環境が整備される日も近いのかも知れない。

図1 導入状況とタブレット・スマートフォンの利用

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図1 導入状況とタブレット・スマートフォンの利用
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2

利用シーンは「教育(Eラーニング・トレーニングなど)」が順位を上げる結果に

 次に、ビデオ会議システムを「導入済み」「導入予定」と回答した方に、その「利用目的」を尋ねたところ、図2のような結果となった。「導入済み」の1位は「出張・移動コスト(交通費・宿泊費・人件費)・時間の削減」で82.7%、2位は「社内コミュニケーションの円滑化・活性化」で70.0%、3位は「社外コミュニケーションの円滑化・活性化」で13.5%、4位は「教育・Eラーニング・トレーニングなど」で9.7%、5位は「BCP対策(テロ・災害・疫病など)」で8.9%と続いた。一方、「導入予定」では1位と2位は変わらなかったが、3位には「教育・Eラーニング・トレーニングなど」、4位に「BCP対策(テロ・災害・疫病など)」がランクインし、導入済みと比べて順位を上げる結果となった。

図2 導入目的

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図2 導入目的

 続いて、同対象者に、ビデオ会議システムの「利用シーン」を尋ねたところ、図3のような結果となった。ここでも「導入予定」で「教育(Eラーニング・トレーニングなど)」が順位を上げており、人材育成面での利用が増加していることが分かる。「導入済み」「導入予定」ともに、3位には「海外拠点とのやり取り」もランクインしており、ビジネスのグローバル化にともなう、海外拠点とのコミュニケーションなどのニーズが高まっているのかもしれない。

図3 利用シーン

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図3 利用シーン
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3

76.2%が「満足」と回答も、「顔と顔をつきあわせないと伝わらない」といった声も

 次に、ビデオ会議システムを「導入済み」と回答した方にその「満足度」を尋ねた(図4)。その結果、「とても満足している」が9.8%、「まあ満足している」が66.4%、「やや不満がある」が19.6%、「とても不満がある」が4.3%となり、まとめると「満足」と回答した割合は76.2%、「不満」は23.9%と、4人に3人以上は「満足」と回答する結果となった。
 今回のアンケートで「とても満足している」「まあ満足している」と回答した方からは、「本社などでしか開催していないセミナーなどを地方でも閲覧できるようになった」「接続が早く、映像も鮮明で音声もクリアである。接続拠点の1ヵ所が中国(天津)だが、全く国内と遜色ない」「移動にかかるコストと時間がセーブできている」といった意見が寄せられている。海外拠点を含む遠方とのコミュニケーションを円滑に行えることで、移動にかかるコストや時間を削減し、業務効率の向上につながっているようだ。
 一方、「やや不満がある」「とても不満がある」と回答した方からは、「音声が途切れたり、映像が乱れたりすることが多い」や「画面の解像度が低い。音声が途切れる」といった接続環境や端末に不具合などによる品質の乱れに不満が集中していた。その他、「最低限のことはできるが、意思の疎通というか、何かいま1つ、コミュニケーションが取れてないような気がする」、「面と向かって話しあわないと真意が伝わらない」といった、顔と顔をつきあわせた生のコミュニケーションと比較した際の不満なども挙げられていた。

図4 満足度

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図4 満足度

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