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製品の基礎から選び方までをサポート! IT導入完全ガイド

端末管理から業務活用へ!MDM最前線

2012/11/26


 「iPad mini」や「Nexus 7」「Kindle Fire HD」など7〜8インチタブレットが各社から発売されるなど、今スマートデバイス市場が活況を呈している。日本では未発売ながら、マイクロソフトの「Surface with Windows RT」などにも注目が集まっており、これからのデバイスを含めてビジネスでの活用が期待されている。しかし情報システム部門からすると、これまで以上にスマートデバイスの管理体制を強化する必要が出てくることは間違いない。そこで注目されているのがスマートデバイスを中心にしたモバイルデバイス管理、いわゆるMDM(Mobile Device Management)だ。最近では、管理面だけでなく活用面における機能が追加されるなど、絶え間なく進化を続けている。そんなMDMの最新動向について紹介していこう。

MDM

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MDMとは?

 MDMとは、スマートフォンやタブレットなどモバイル環境で利用するスマートデバイスを管理する機能を持ったツール及びサービスのこと。各端末にインストールされたMDMのエージェントアプリに対して管理サーバが様々な指示を出し、リモートから端末をコントロールしたり管理に必要な情報を収集、監視したりすることが可能となっている。具体的な機能は後述するが、主には端末紛失時のデータ消去及び端末ロックなどが重要な機能の1つだ。かつてはオンプレミス型での導入が一般的だったが、今ではASPやSaaS形式でサービス利用することが一般的だ。すでにクラウドサービス化しつつあるMDMは、社内に設置されたActive Directoryやグループウェアなどと連携しながら、いずれはPaaSなどで利用可能なプラットフォーム化していくことが考えられる。

■MDMを提供するプレイヤーの形態

 MDM環境を提供するプレイヤーは、携帯電話をはじめとした通信事業者やデータセンタを保有するシステムインテグレータ、MDM専業ベンダなど多岐に渡っている。中には、海外のERPベンダが手掛けるMDMなどもあり、そのバリエーションは豊富だ。

表1 MDM市場におけるプレイヤー
表1 MDM市場におけるプレイヤー
資料提供:インヴェンティット

 ちなみに、現在多くのベンダが提供しているサービス価格のトレンドは、実勢価格はもう少し下がるものの、1台あたり300円前後が目安になっている。ただし、その金額の中に含まれている機能がどこまでなのかはしっかりと見極める必要がある。

■MDMの仕組み

 MDMが動作する仕組みは、Apple社が提供するiOS環境であってもGoogle社が提供するAndroid環境であってもその基本的な仕組みは変わらない。ただし、iOSの場合は必ずApple社が提供しているAPNs(Apple Push Notification service)サーバと呼ばれるプッシュ配信サーバを経由する必要があるのに対して、Androidの場合は、複数の方式が存在している。SMS(Short Message Service)を利用したSMS方式や端末側が定期的にMDMサーバにアクセスを行い、遠隔操作の指示を受け取るポーリング方式もあるが、SMSではお金がかかってしまい、ポーリング方式では端末の電池を無駄に消費してしまう。そこで多く使われているのが、Google社が提供しているC2DM(Cloud to Device Messaging) またはGCM(Google Cloud Messaging)サーバを経由してコントロールするプッシュ型だ。また、強固なセキュリティ環境を構築するため、独自のプッシュサーバを設置して独自の方式で行っているベンダもある。その場合、Googleアカウントが不要なだけでなく、SSLを使った通信となるため、必要以上にファイアウォールのポートを解放する心配がない。ちなみに、APNsの場合は5223番、C2DMまたはGCMの場合は通常5228を利用するため、セキュリティポリシー上ポートが解放できない場合は、独自方式のプッシュサーバを利用するサービスを選択する必要がある。

図1 C2DM/GCMと独自方式の違い
図1 C2DM/GCMと独自方式の違い
資料提供:インヴェンティット

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