【第4回】自社構築と比較!クラウドのメリットとは

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2012/12/03

「クラウドコンピューティング」処世術を学ぶ

自己紹介
坂本 恒之 株式会社スマイルワークス 代表取締役社長
主な経歴
「Cloud Business Alliance(CBA)」:理事「中小企業支援SaaS利用促進コンソーシアム(SPCS)」:理事JIPDEC JCAN(企業向け電子証明書)普及促進委員会:委員長その…

【第4回】自社構築と比較!クラウドのメリットとは

 「クラウドコンピューティング」に対して、オフコン、クラサバ(クライアント・サーバ・システム)、パッケージ、という従来型のシステムを「オンプレミスシステム(英語で on-premises。情報システムを使用者自身が管理する設備内に導入、設置して運用すること)」と言います。蛇足ながらオンプレミス(自社内設置型)システムの歴史は非常に長く、クラウド以前のコンピュータシステムという意味で「オンプレミス」と総称されています。今回はその従来型の「オンプレミス」と「クラウド」を比較してそのメリット・デメリットを考察してみたいと思います。

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オンプレミスvsクラウド!“コスト”メリットを考える

■オンプレミス(自社構築)の場合

 まずオンプレミスでは、目的のシステムを利用するために最低でもザッと以下のようなものを購入しなくてはなりません。もちろん目的のシステム要件などよって値段も構成も異なりますが、これまで実際に出てきた複数の案件を元に抽象化していますので基本的に大きく変わらないかと思われます。  

オンプレミスシステム構築で必要なもの

アプリケーションサーバ(CPU・メモリ・HDDのスペックとNIC・電源などの二重化)

データベースサーバ(同上)

バックアップサーバ(バックアップはDVD等のメディアを使用することがある)

OS(Windows Serverなどのサーバ用OSのライセンス)

DBMS(OracleやSQL ServerなどのDBのライセンス)

アプリケーション(パッケージ或いは個別開発)

バックアップソフト(自動バックアップするためのソフトウェア)

UPS(無停電電源装置+ソフト)

HUBなどのネットワーク機器(各々二重化するために2倍以上必要)

※その他、電気料金・空調費用・入退室管理設備費用などが必要 

 これらを揃えるだけでも相当な費用となりますが、各々の機器などに障害が発生した場合でも利用を継続できるようにするためには「クラスタリング」などの冗長化(二重化)構成で構築する必要があります。そのため上記費用は一般的に2倍以上となり、更にサーバ等のハードウェアの故障は基本的に避けられず、またOSやDMBSやアプリケーションも常にセキュリティパッチ(修正プログラム)などが頻繁にリリースされますので保守契約が不可欠となります。
 従いましてハードウェア、ソフトウェアなど何れも継続的に保守費用が掛かります。またこれからの製品は毎年ドンドン新しくなるため約5年程度で「EOS(End of Support 保守切れ)」となる可能性を予め想定しておく必要があります。つまりオンプレミスでは少なくても導入構築費用以外に毎年の保守費用を支払いつつ、最低でも5年に1回はシステム再構築/リニューアルをする必要があることを想定しなければなりません。この手の耐用年数やリース契約に5年契約が多いのはそのような理由からです。  

■クラウドの場合

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