この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

製品の基礎から選び方までをサポート! IT導入完全ガイド

進化する海外事情!インターネットVPN

2012/08/06


 拠点同士を接続するためのネットワーク、いわゆるWAN(Wide Area Network)は、企業にとって欠かすことのできない重要なインフラだ。WAN構築においては様々な選択肢が考えられるが、IP-VPNや広域イーサネットなど閉域網によるサービスから、今ではベストエフォートなインターネット網を活用した「インターネットVPN」に注目が集まっている。特に円高の影響から海外シフトが加速する日本において、上手にインターネットVPNを活用したいと考える企業も少なくないはずだ。そこで今回は、改めてインターネットVPNについて振り返りながら、事業者が提供しているインターネットVPNサービスの実態に迫りたい。

VPN

※「VPN/進化する海外事情!インターネットVPN」の記事を一部ご紹介します。会員登録を行い、 ログインすると、「VPN/進化する海外事情!インターネットVPN」の記事全文がお読みいただけます。

会員登録はこちら(無料)



1
1-1

インターネットVPNとは?

■インターネットVPNの基本

 インターネットVPNとは、VPN技術を活用することで仮想的な閉域網を構築し、公衆網であるインターネットを安全に利用するための技術、またはWANの形態のことを指す。企業が利用するWANサービスでは、企業に閉じた形で構築する専用線をはじめ、事業者と契約した企業と共用しながら利用するIP-VPNや広域イーサネットが一般的であるが、現在では個人を含めて誰でも使えるインターネット網の中で、VPN技術を利用して仮想的な閉域網を作り出すインターネットVPNに人気が集まっている。

■インターネットVPNに使われている技術

 インターネットVPNと比較されるものにIP-VPNがあるが、IP-VPNはMPLS(Multi Protocol Label Switching)技術を活用し、IPパケットにラベルと呼ばれるヘッダ情報を付けて配送し、網内ではそのMPLSをベースにユーザ識別する。事業者と契約した企業だけを識別することに利用され、データそのものの暗号化処理は行われていない。対して、インターネットVPNでは、IPパケットに暗号化を施す「IPsec」と呼ばれるプロトコルを利用する。拠点ごとに配置されたVPN装置(ルータなど)によって暗号化され、相手先で復号処理が行われることで、オープンネットワークである公衆網であってもセキュアな通信が可能となる。ちなみに、拠点間通信では認証機能も備えているIPsecが利用されるが、リモートアクセスなどモバイル環境でのVPN接続には、SSLを利用する(SSL-VPN)のが一般的だ。

■インターネットVPNが人気のワケ

 インターネットVPNに人気が集まっているのは、やはりその価格の安さだろう。自分たちでVPN装置を購入して運用することも可能となっており、インターネットに接続できる環境があれば自社でも手軽に構築することが可能だ。VPN機能を持つルータは、コンシューマモデルなら数千円から入手することができるし、インターネット回線を契約するにも一月あたり5000円前後。数十万円が必要となる専用線と比べるとコスト的な差は圧倒的だ。ただ、多くの企業では通信事業者(キャリア)やSIerなど各事業者が提供しているインターネットVPNサービスを利用することが多い。それは、ネットワーク設計から導入、運用、保守などサポート面でメリットが大きいことはもちろん、事業者が提供するインターネット網を活用したほうが、セキュリティ的な観点からも実はアドバンテージがあるためだ(後述)。

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには…
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

このページの先頭へ

VPN/進化する海外事情!インターネットVPN」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「VPN」関連情報をランダムに表示しています。

VPN」関連の製品

UNIVERGE IXシリーズ 【NEC】 クラウド型帳票基盤ソリューション SVF Cloud 【ウイングアーク1st】 リモートアクセスサービス 「Soliton SecureBrowser サービス」 【ソフトバンク コマース&サービス】
ルーター 帳票管理システム リモートアクセス
各種VPN網に対応する高速アクセスルータ。OpenFlow 1.3.1に対応した「SDN Ready」製品であり、将来のSDNへの移行もスムーズ。 国内1万8000社以上が導入する帳票システムのクラウドソリューション。既存帳票を利用した帳票設計、データソースと連携した帳票作成、帳票のデータ出力や直接印刷も可能。 VPN機能内蔵のセキュアブラウザにより、「社内へのリモートアクセス環境」「クラウドアクセスのセキュリティ強化」「端末からの情報漏えいの防止」の3つを同時に実現。

VPN」関連の特集


スマートデバイスが増える中、社内の情報資産にアクセスできる環境整備が急務に。今こそ考えたいリモートア…



営業活動等の移動時間を、ムダな時間にせず外出先でも仕事を続けたい…。今回は、このような課題を解決する…



ファイアウォールやURLフィルタリング、IPS、VPN…個別に進化してきた製品を“ひとまとめ”にし、…


VPN」関連のセミナー

Pulse SecurePSA(旧JuniperMAG)ハンズオントレーニング 【マクニカネットワークス】  

開催日 4月14日(金)   開催地 神奈川県   参加費 無料

「Juniper Networks SA/MAG」は、2014年10月のジュニパーネットワークス社からパルスセキュア社へのSSL-VPN関連事業売却に伴い、製品…

Pulse SecurePSA(旧JuniperMAG)ハンズオントレーニング 【マクニカネットワークス】  

開催日 5月24日(水)   開催地 東京都   参加費 無料

「Juniper Networks SA/MAG」は、2014年10月のジュニパーネットワークス社からパルスセキュア社へのSSL-VPN関連事業売却に伴い、製品…

「通信サービス」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

VPN/ 進化する海外事情!インターネットVPN」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「VPN/ 進化する海外事情!インターネットVPN」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


ページ: 1 | 2 | 3


30004873


IT・IT製品TOP > 通信サービス > インターネットVPN > インターネットVPNのIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ