運用管理の違いに注目!デスクトップ仮想化

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製品の基礎から選び方までをサポート! IT導入完全ガイド

運用管理の違いに注目!デスクトップ仮想化

2012/07/17


 BCP対策の観点から自宅でも作業できるテレワーク環境の整備をはじめ、スマートフォンやタブレットなど新たなデバイスを活用したワークスタイルへの挑戦、2014年4月にサポートが終了するWindows XPや新たに登場するWindows 8の話題など、仕事で利用しているクライアント環境は、今まさに大きな転換期を迎えている。そんなクライアント環境のあるべき姿の1つとして注目を集めているのが「デスクトップ仮想化」だ。今回は、デスクトップ仮想化の基本的な仕組みをはじめ、運用における物理環境との相違点や製品選びのポイントなど、デスクトップ仮想化選びに役立つ情報をお伝えする。

デスクトップ仮想化

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デスクトップ仮想化の基礎

■デスクトップ仮想化とは

 デスクトップ仮想化とは、普段ユーザが利用しているクライアントPC上にあるOSやアプリケーション、データをサーバ側に集約し、サーバ側で処理した結果を手元にある各種デバイスに表示する仕組みのこと。業務アプリケーションの実行環境であるサーバを仮想化する「サーバ仮想化」に対して、デスクトップ仮想化はPC自体を仮想化する技術であり、一般的にVDI(Virtual Desktop Infrastructure)と呼ばれている。データセンタや企業内のコンピュータルーム内に配置されたサーバ上にクライアントPCの環境を仮想的に構築し、キーボードやマウスを遠隔地から操作してユーザ側のディスプレイ画面に結果を表示させることで、“あたかも手元にクライアントPCがあるような”仮想的な環境を作り出すことができる。

図1 デスクトップ仮想化概念図
図1 デスクトップ仮想化概念図

 ユーザ側で利用するデバイスには、従来のデスクトップPCやノートPCはもちろん、専用のシンクライアント端末やiPadなどのタブレット、スマートフォンなどが利用できる。OSを搭載しない「ゼロクライアント」と呼ばれるデスクトップ仮想化を前提にしたデバイスも利用可能だ。
 ちなみに、VDIと呼ばれるソリューションの中には、普段利用しているアプリケーションをサーバ側で動かし、処理結果のみを表示させる「アプリケーション仮想化」も含まれる傾向にあり、業務内容や環境によってはデスクトップ仮想化とアプリケーション仮想化を使い分けながらシステム構築している場合もある。

■デスクトップ仮想化を実現するコンポーネント

 デスクトップ仮想化を実現するためには、いくつかのコンポーネントが必要となる。仮想デスクトップ環境を動作させるための「ハイパーバイザ」をはじめ、Active Directoryなどディレクトリサービスと連携してユーザ情報とデスクトップ情報をコントロールする「コネクションブローカー」、ユーザの要求に応じて各種リソースを割り当てる「プロビジョニングコンポーネント」やクライアント情報を一元管理する「管理コンポーネント」、アプリケーションの配信を行う「アプリケーション配信コンポーネント」、そして仮想デスクトップにインストールする「仮想デスクトップエージェント」、各種デバイスにインストールする「エージェントソフトウェア」などが存在している。

図2 デスクトップ仮想化コンポーネント概要
図2 デスクトップ仮想化コンポーネント概要

 なお、デスクトップ仮想化で利用される画面転送用のプロトコルには、Microsoftを含めて広く普及しているRDP(Remote Desktop Protocol)をはじめ、シトリックス社独自のICA(Independent Computing Architecture)、ヴイエムウェア社が採用しているPCoIP(PC over IP)などがあり、サーバとクライアントの間のセッション維持や帯域をコントロールする。特に動画など多くの帯域を必要とするアプリケーションを利用する際には、その表示レスポンスが大きく異なってくるので注意したい。

■デスクトップ仮想化導入のメリット

 デスクトップ仮想化は、クライアントPCに分散していた環境がサーバ側に集約されるため、情報漏洩の防止などセキュリティ対策に有効だ。また、サーバ側だけで集中管理ができるようになり、障害発生時の復旧作業や普段のPC管理工数など情報システム部門の運用管理負荷を大きく軽減できるソリューションとなる。さらに、万一の災害などの際にクライアントPC上のデータを保護しながら自宅作業に急遽切り替えるなど事業継続の観点からもデスクトップ仮想化は効果がある。サーバ側ですべてのリソースをプールすることで、省電力にも大きく貢献できるというメリットも見逃せない。

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