メールシステムとセキュリティ対策(2012年)

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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

メールシステムとセキュリティ対策(2012年)

2012/09/11


 キーマンズネットでは、2012年6月19日〜 2012年6月26日にかけて「メールシステムとセキュリティ対策状況(2012年)」に関するアンケートを実施した(有効回答数:581)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の51.3%、一般部門が48.7%という構成比であった。
 今回、お聞きしたのは「電子メールの利用状況」や「電子メールに関連するトラブル」、「電子メールにおけるセキュリティ対策」など、メールシステムとセキュリティ対策状況を把握するための質問。その結果、過去1年間に電子メールを経由した脅威の被害があった割合は25.3%、「メールの誤送信による情報漏洩」が昨年から急増したことなどが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

1日のメール受信通数、大企業では「50万通以上」が23.2%

 最初に、電子メールを業務用としてどの程度利用しているか尋ねた。その結果、1位は「ほぼ全社員が電子メールを利用している」で86.0%、2位は「一部の部署、一部の従業員が利用している」で13.3%、3位は「ほとんど利用してない」で0.7%となり、電子メールがほとんどの企業活動で利用されていることがわかった。
 また、会社全体で1日あたりおよそ何通の電子メールを受信しているかも尋ねてみた。その結果、1位は「500通未満」で28.1%、2位は「1万通〜5万通未満」で14.7%、3位は「1000通〜5000通未満」で14.0%となった。これを従業員規模別で見ると100名以下の中小企業では「500通未満」が60.4%と1位に、101〜1000名以下の中堅企業でも「500通未満」が21.6%と1位となり、1001名以上の大企業では「50万通以上」が23.2%で1位という結果にそれぞれなった(図1-1)。
 また、受信メール全体に占めるスパムメールの割合はどれくらいかも尋ねた結果、1位は「10%未満」で35.3%、2位は「ほとんど受信することはない」で22.3%、3位は「10%〜30%未満」で22.1%と続いた(図1-2)。特に1日に「50万通以上」ものメールを受信する割合が高かった1001名以上の大企業においては、100名以下や101〜1000名以下と比べて「ほとんど受信することはない」と回答する割合が高く、しっかりとしたスパムメール対策がなされている傾向にあることがわかる。

図1 1日あたりの電子メール受信数とスパムメールの割合

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図1 1日あたりの電子メール受信数とスパムメールの割合
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2

導入済みの電子メールシステム、クラウド/ASP型がアプライアンス型を抜く結果に

 次に、どんな電子メールシステムを導入しているか尋ねてみた。その結果、1位は「商用ソフトウェア」で55.0%、2位は「クラウド/ASP」で18.2%、3位は「アプライアンス」で14.2%、4位は「オープンソースソフトウェア」で12.6%と続いた(図2)。この結果を2011年7月のアンケート「メールシステムとセキュリティ対策状況」と比較したところ、前回1位の「商用ソフトウェア」の割合が1.7ポイント減少し、前回2位の「アプライアンス」の割合も1.1ポイント減少、その代わりに前回3位の「クラウド/ASP」の割合が3.7ポイント増加し、昨年から順位が入れ替わった。特に100名以下、101〜1000名以下の中堅中小企業での「クラウド/ASP」利用が増加しており、導入や運用におけるコストの削減、メールセキュリティ対策の外部運用などのメリットが、大きく影響しているものと予測できる。
 続いて、標準環境ではどのメールクライアントを利用しているかについて尋ねた。その結果、1位は「Microsoft Office Outlook」で32.2%、2位は「Lotus Notes/Domino」で17.7%、3位は「Outlook Express/Windows Live Mail」で17.0%、4位は「インターネットブラウザ(Webメールなど)」で9.6%、5位は「Thunderbird」で6.4%、6位は「Beckey! Internet Mail」3.3%と続いた(図3)。

図2 電子メールシステムのタイプ(2012年/2011年)

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図3 標準環境メールクライアント

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図3 標準環境メールクライアント
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3

自社のメールセキュリティ対策状況、2割は「不満」と回答

 次に、「実施しているメールセキュリティ対策」について尋ねた。その結果、1位は「ウイルス対策」で96.0%、2位は「スパムメール対策」で76.4%、3位は「メールアーカイブ・フィルタリング」で25.7%、4位は「メール暗号化」で25.5%、5位は「メール誤送信対策」で22.5%と続いた(図4-1)。ウイルス対策やスパムメール対策の実施率は昨年同様、非常に高い。またメールアーカイブやフィルタリング、暗号化やメール誤送信対策などは、それぞれ従業員数が多いほど導入率が高くなる傾向も、昨年から引続き見られた。
 こうした数々のメールセキュリティ対策に関し、今現在の電子メール環境におけるセキュリティ対策状況について、その満足度を尋ねてみた。その結果、「とても満足している」が9.6%、「まあ満足している」が69.6%、「やや不満がある」が18.1%、「とても不満がある」が2.7%と続き、まとめると全体で「満足」が79.2%、「不満」が20.8%という割合となった(図4-2)。「満足」と回答した方の理由をフリーコメントで見ると、「まずまず誤判定率が低く、支障ないレベルで運用できている」「誤送信が減っている。また、使用者の意識付けにもなっている」といった声が見られた一方で、「不満」と回答した方の声としては「実メモリ、仮想メモリの消費が大きく、他のアプリケーションの動作に深刻な影響が出る」「スパム判定設定に自由度がなく、単純な設定しかできない」などの声が挙がった。

図4 電子メールにおけるセキュリティ対策と満足度

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