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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

メディアタブレットの導入状況

2012/07/24


 キーマンズネットでは、2012年4月24日〜2012年5月8日にかけて「メディアタブレットの導入」に関するアンケートを実施した(有効回答数:827)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の45.1%、一般部門が44.9%、ベンダ・SIerが10.0%という構成比であった。 今回、お聞きしたのはメディアタブレットの「利用目的」や「選定時の重要ポイント」など、導入状況を把握するための質問。その結果、既にメディアタブレットを導入しているとした企業は全体の1割程度に留まり、選定時の重視ポイントがブランドイメージからコストや処理性能といったほかのポイントに目を向け始められつつあることが分かった。
 なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

メディアタブレットの導入率は1割、中堅企業に人気

 最初にメディアタブレットの「導入状況」について尋ねたところ、「既に導入済みである(追加リプレイスなし)」が8.2%、「既に導入済みである(追加リプレイスあり)」が5.1%、「新規で導入を検討している」が17.5%、「必要性を感じない」が34.2%、「分からない」が34.9%と続いた。まとめると全体では13.3%が導入済み、追加リプレイスを含めると22.6%が検討中という結果となる(図1)。
 「導入済み」及び追加リプレイスを含めた「検討中」をまとめ、従業員規模別に確認した。その結果、「100名以下」の「導入済み」は12.0%で「検討中」は20.4%、「101〜1000名以下」の「導入済み」は15.9%で「検討中」は25.0%、「1001名以上」の「導入済み」は11.7%、「検討中」は22.2%となった。「導入済み」、「検討中」、ともに中堅規模の「101〜1000名」がほかを上回っていることが分かった。

図1 導入状況

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2

メディアタブレット導入の目的、導入検討中の企業は「営業効率アップ」に注目

 次に、メディアタブレットを「導入済み」、「導入予定」と回答した方を対象に、メディアタブレットの「導入目的」を尋ねた。その結果「導入済み」では、1位が「紙資料を削減したい」で56.5%、2位が「営業効率を上げたい」で46.3%、3位が「社外から社内システムにアクセスしたい」で35.2%となり、「導入予定」では1位が「営業効率を上げたい」で57.3%、2位が「紙資料を削減したい」で50.9%、3位が「社外から社内システムにアクセスしたい」で49.1%となった。
 メディアタブレットはビジネスシーンにおいて便利なツールで特に営業現場においては数千、数万もの書類を手軽に持ち運ぶことができ、必要な時に素早く顧客にそれを提示できるという特性を持っている。これが、今後導入を検討している企業において「営業効率を上げたい」の割合を高めたのだろう。

図2 導入の目的

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3

ブランドイメージからコスト重視にシフト、変化する選定時の重視ポイント

 次に、メディアタブレットを「導入済み」、「導入予定」と回答した方を対象に、メディアタブレット製品選定の「最も重視しているポイント」を尋ねた(1〜3位で順位付けをする単一回答)。その結果、「導入済み」では、1位が「製品ブランド」で29.4%、2位が「導入コスト/運用コスト」で24.8%、3位が「処理性能」で14.7%、となり、「導入予定」では1位が「導入コスト/運用コスト」で43.7%、2位が「処理性能」で14.4%、3位が「他社の導入事例」で10.3%となった。
 「導入済み」の1位「製品ブランド」が「導入予定」では8.6%で4位になるなど、「導入済み」と「導入予定」とで順位が大きく変動している。
 メディアタブレット市場はiPadが牽引してきたとは周知のこと。既に導入済みの企業ではiPadのブランドイメージが強かったのだと思われる。しかし、メディアタブレットの普及とともに製品の選択肢は増え、更にその利用シーンが多様化しはじめた。これまでブランドイメージが先行しがちだったこの市場も、コストや処理性能といったほかのポイントに目が向けられはじめたようだ。

図3 重視ポイント

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