【第4回】日本の“食文化”は海外にも通じるか!?

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2012/04/23

中堅・中小企業の海外展開における実態に迫る!

自己紹介
株式会社ノークリサーチ シニアアナリスト 岩上 由高
主な経歴
早稲田大学大学院理工学研究科数理科学専攻卒業後、ジャストシステム、ソニーグローバルソリューションズ、ベンチャー企業などでIT製品及びビジネスの企画/開発/マネジメントに携わる。ノークリサーチでは技術面…

【第4回】日本の“食文化”は海外にも通じるか!?

 今回は卸売業の海外展開について見ていくことにします。ここでの「卸売業」とは飲食料品、繊維/衣服を始めとする様々な商材に関するメーカーと小売の仲立ちを担う業種を指します。

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卸売業の海外ビジネス展開状況

 以下のグラフは年商500億円未満の卸売業に対し、「海外へのビジネス展開状況」を尋ねた結果です。

+拡大

 「既に海外拠点を持ち、商材やサービスを販売/流通させている」の割合は14%と製造業を除く他業種と比べると高い値となっています。また、「今後海外拠点を持ち、商材やサービスを販売/流通させる予定である」も7%と、1割を下回ってはいるものの、他業種と比べるとやや高くなっています。

■中国などで日本食ニーズが高まっている!  

 中堅・中小の卸売業が海外展開へ関心を抱く要因の一つが、中国などにおける日本食ニーズの高まりです。東日本大震災による原発事故が発生した直後は日本食を避ける動きが見られたものの、和食文化はヘルシー感や高級感といった点で、引き続き富裕層から高い人気を博しています。昨年から今年にかけては「日本食品飲料展」が上海と成都でも開催されています。業務用食材卸大手の「久世」が香港の子会社を通じて成都に現地企業との合弁会社を設立するなど、ビジネス面での動きも活発です。

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