災害時の業務継続を考えたデータバックアップ

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災害時の業務継続を考えたデータバックアップ

2012/03/28


東日本大震災で甚大な被害を受けた、岩手県一関市。水道は断水し、全壊・半壊など住家被害も600件を超す。そのほか電気やインターネットの寸断も起きてしまった。この影響により、清水秀悦司法書士事務所でも情報システムに障害が発生し、その結果、事業が停滞してしまった。その苦い経験から、情報システムを再度構築。クライアントPCのバックアップも定期的に行うようになり、システムの信頼性・安全性を大きく高めた。

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導入企業プロフィール

清水秀悦司法書士事務所
創業/1987年
業務内容/登記・供託、裁判事務、成年後見
不動産や商業・法人登記のオンライン申請

導入製品・ソリューション

ShadowProtect
株式会社ラネクシー
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課題 導入システム 効果

東日本大震災の影響で電気やインターネットが寸断され、その結果、情報システムに障害が起きた。災害時でもシステムを守るような仕組みが必要となった。

キヤノンシステムアンドサポートがシステム再構築を提案し、情報機器に無停電装置を設置。更に、バックアップシステムとしてShadowProtectを導入。

無停電装置を設置したことで、安全なシャットダウンを可能になったほか、ShadowProtectでクライアントPCのシステムやデータのフルバックアップを行い、システム復旧の簡易化と、ダウンタイムの短縮に成功した。


1

東日本大震災の影響で大きな揺れを記録!停電により情報機器に障害発生

清水秀悦司法書士事務所は、司法書士である清水秀悦氏が1987年に岩手県一関に開業した司法書士事務所だ。司法書士事務所は一般的に「登記・供託」「裁判事務」「成年後見業務」などを主な業務としているが、清水秀悦司法書士事務所の場合、不動産登記や商業登記などを中心に業務を展開している。最近では不動産や商業・法人登記事務の ICT化が進んでおり、インターネットを通じて登記をすることが多くなっており、清水秀悦司法書士事務所にとってもITは欠かすことができないインフラとなっている。

2011年3月11日の東日本大震災で、一関は震度6弱の揺れを記録し、大きな被害が出た。死者や行方不明者が出なかったのは不幸中の幸いだが、住家被害は全壊54棟、半壊587棟、一部損壊は2966棟、更に停電や断水にも見舞われるなど甚大なものに。中でも停電の被害は深刻で、震災直後から電気の送出が停止され、一関全域の電気が復旧したのは震災から4日後の3月15日のことだった。

清水秀悦司法書士事務所は、建物の被害はなかったものの、停電によって電話やIT機器の多くが利用できなくなり、事実上業務がとまってしまったという。清水氏によると、送電開始後もしばらくはインターネットが使用できない状況であったという。原因は震災後の停電によりルータが故障したためであったが、当初はどこに原因があるのか分からなかったという。

担当者のナマ声:事業継続の観点から、システムの見直しが必要!

清水秀悦司法書士事務所では、今回の震災を機に、災害時でもシステムを守るような仕組みが必要なったという。清水氏に震災当時の状況を語ってもらった。

「オンライン申請が利用できなくなり、大変困りました。期限が迫っている申請もありましたが、法務局も被災してしまい、受付けてもらえない状況でした。

外部での障害であれば仕方ありませんが、事務所内のシステムに原因があって事業が継続できないとなれば、私に責任があります。

そこで災害の影響を最小限に抑えるため、システムを事業継続という観点から見直す必要があると考えました。」(清水氏)

震災当時の状況を語る清水氏
震災当時の状況を語る清水氏

清水秀悦司法書士事務所 清水秀悦氏


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