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はずせない製品がわかる シェア情報アーカイブ

IP-PBX

2012/02/14


日々めまぐるしく変化するIT業界。市場を牽引しているベンダや製品を知ることは、失敗しない製品選定のための重要なファクターだ。そこで参考にしていただきたいのが、第三者機関から提供される調査レポートをベースにお届けする「シェア情報アーカイブ」。今回は、富士キメラ総研の情報を元に、IP-PBXのシェア情報をご紹介しよう。

 富士キメラ総研の調べによれば、2010年度のIP-PBX市場は656億円であった。2008年度後半の景気低迷の影響により2009年度に市場全体が低調となったが、景気の回復とともに企業における当該製品への投資が回復してきており、2010年度から2011年度は需要が堅調に推移する見込みである。ただ、既存ユーザのリプレイスでは主装置をリプレイスしても電話端末を使い続けることが多いことに加え、子機として携帯電話端末やスマートフォンを活用するケースが増えていて、固定型のレガシー/IP電話端末の出荷台数が減少していることなどから1案件あたりの単価は下落傾向にある。
 2010年度の市場占有率(金額ベース)を見ると、1位のベンダは製造業ユーザの需要に回復傾向が見られたことから実績が拡大し30.5%を獲得した。IP-PBX、ビジネスホンといった呼制御装置のラインアップが充実していることを強みに、当該製品とソフトウェアを活用して企業内の業務システムとの連携、携帯電話端末やスマートフォンとの連携による生産性向上を訴求していく。
 当該製品は業種を問わず大規模な拠点を中心に広く普及しており、老朽化にともなう既存ユーザのリプレイス需要がほとんどである。今後も同様のリプレイス需要は継続していくと考えられるが、労働力人口の減少による絶対数の減少、品質向上にともなうリプレイスサイクルの長期化が想定されることから、当該市場は縮小傾向で推移していくと考えられる。

IP-PBXシェア

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