自死して半世紀…英首相が謝罪した人物

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掲載日 2012/04/13
偉人の遺伝子をEasyに読み解く!キーマン列伝
#135コンピュータの基礎を築いた偉人が自死した理由〜アラン・チューリング氏

 2012年2月、イギリスである嘆願書が提出され、イギリス政府はそれをすげなく却下した。2万1000名もの署名を集めたその嘆願書の内容は、アラン・チューリング氏の死後恩赦だった。コンピュータの発展において歴史的偉業を成し遂げた彼が生前に犯した罪とは? その話も含め、今回はアラン・チューリング氏(以下敬称略)をキーマンとして紹介しよう。

 アラン・チューリングは1912年、イギリス・ロンドンで誕生した。幼い頃から数学と科学に非凡な才能を発揮したという。ただし、その他の科目に関しては真面目に取り組むこともなく、また他人とのコミュニケーションも上手くできず、学校からは一風変わった少年として認識されていたようだ。1931年にケンブリッジ大学キングス・カレッジへ入学し、数学を学び、卒業後は同大学のフェロー(特別研究員)として採用された。

 1936年に発表されたチューリングの論文「計算可能数について─決定問題への応用」で彼は「仮想機械」を考案している。無限の長さのあるテープがあり、そのテープにデータを書き込み、読み出しするヘッドを備えたその機械は「チューリングマシン」と呼ばれ、計算をすることに特化された仮想機械として提案された。理論だけの存在ではあったが、その根本は、現在のコンピュータの原理そのものでもある。このチューリングマシンの提案こそが、彼の大きな功績の1つである。

アラン・チューリング氏
1912年
イギリス・ロンドンにて誕生。
1931年
ケンブリッジ大学キングス・カレッジへ入学。数学を学ぶ。
1936年
「チューリングマシン」を提唱。アメリカへ留学。
1942年
エニグマの解析に成功。
1950年
チューリングテストを提唱。
1954年
自殺。享年42歳。

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