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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

テスト自動化ツールの導入状況

2012/05/29


 キーマンズネットでは、2012年2月28日〜 2012年3月6日にかけて「テスト自動化ツールの導入」に関するアンケートを実施した(有効回答数:669)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の33.3%、一般部門が36.9%、ベンダ・SIerが29.7%という構成比であった。
 今回、お聞きしたのはテスト自動化ツールの「導入の目的」や「選定時の重要ポイント」など、導入状況を把握するための質問。その結果、全体の8.5%が同ツールを導入済みで、ツールによって大幅な工数削減が期待できる「単体テスト」と「結合テスト」での利用ニーズが集まっていることが分かった。
 なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

全体の8.5%が導入、工数削減と品質の均一化が狙いに

 最初にテスト自動化ツールの「導入状況」について尋ねたところ、「既に導入済みである(追加リプレイスなし)」が7.5%、「既に導入済みである(追加リプレイスあり)」が1.0%、「新規で導入を検討している」が4.8%、「必要性を感じているが導入は検討しない」が38.6%、「必要性を感じない」が48.1%と続いた。まとめると全体では8.5%が導入済み、追加リプレイスを含めると5.8%が検討中という結果となる(図1-1)。また、追加リプレイスの有無を合わせて「導入済み」と回答している割合を業種別に見ると、「IT製品関連業」で15.8%、「製造業」で1.7%、「流通・サービス業全般」で3.3%と、「IT製品関連業」が他の業種と比べて10%以上高い導入率となった。納期の短縮や品質の高さなど、IT製品関連業ならではニーズが強く反映される結果となった。

 次に、テスト自動化ツールを「導入済み」と回答した方を対象に、「導入の目的」を尋ねた。その結果、1位は「品質の向上・均一」と「工数削減」が同率で64.9%、3位が「コスト削減」で54.4%となり、4位「生産性向上」、5位「人員不足の解消」と続いた(図1-2)。
 テスト自動化ツールを導入した多くの企業は、同ツールでテストを自動化することにより、工数の削減と品質の均一化が重要視されているようだ。

図1 導入状況と導入の目的

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図1 導入状況と導入の目的
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2

自動化するテストは単体テストと結合テスト、記録やレポート機能がニーズの中心

 テスト自動化と一言で言ってもその対象となるテストの種類は様々である。そこで、テスト自動化ツールを「導入済み」と回答した方を対象に、同ツールを利用して何のテストを自動化しているのか、その「利用テスト対象」を尋ねた。その結果、1位が「単体テスト」で63.6%、2位が「結合テスト」で41.8%、3位が「性能テスト」で40.0%となり、4位「リグレッションテスト」、5位「システムテスト」と続いた。
 前述の、導入目的で「工数削減」が1位に選ばれているだけに、ツールによって大幅な工数削減が期待できる「単体テスト」と「結合テスト」にニーズが集まっている。

 次に、「導入済みの方」を対象に、ツールに必要な機能を尋ねた。その結果、1位が「テスト実行手順の記録」で55.6%、2位が「テスト結果のレポート機能」で51.9%、3位が「テストケースの自動作成」で44.4%となり、4位「テスト結果の分析機能」、5位「テストデータ自動生成機能」と続いた。「記録」や「レポート」はテスト自動化ツールの肝であり、必要な機能としてニーズが高い。

 参考までに、「導入済み」の方が、どんな開発言語を対象にツールを利用しているのか、「対象開発言語」について尋ねた。その結果、1位が「Java」で70.9%、2位が「.NET」で32.7%、3位が「C++」で21.8%となり、4位「C」、5位「Visual Basic」と続いた。やはりプラットフォームに依存せずライブラリも多い「Java」でのテスト自動化ニーズが高いようで、2位との差が30%以上あるなど、ほかを圧倒している。

図2 導入済み企業の利用テスト対象・必要な機能・対象開発言語

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3

性能よりコストを重視、選定時の重視ポイントは7割以上が「導入コスト」と回答

 次に、テスト自動化ツールを「導入済み」と回答した方を対象に、ツール製品選定時に「重視したポイント」を尋ねた(1〜3位で順位付けをする単一回答)。その結果、1位が「導入コスト」で74.5%、2位が「設定の容易さ」で49.1%、3位が「対応言語」が36.4%となり、4位が「テスト精度」、5位は「多機能(レポーティングなど)」が続いた(図3)。また、「最も重視したポイント」に絞ると1位が「導入コスト」で30.9%、2位は「設定の容易さ」と「対応言語」が同率で18.2%となり、4位が「テスト精度」、5位は「多機能(レポーティングなど)」と「テストスピード」が同率で続いている(図3)。
 「テスト」という工程は品質を保つものであり、「セキュリティ対策」と同じように経営者によってはその価値が理解されづらい傾向にあると思われる。そのためか、最も重視したポイントでは「導入コスト」が2位と10%以上差がつく結果となった。

図3 導入済み企業が重視したポイント

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