HTML5との微妙な関係も…2012年「RIA」事情

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製品の基礎から選び方までをサポート! IT導入完全ガイド

HTML5との微妙な関係も…2012年「RIA」事情

2012/02/06


 クラウドサービスの拡大とともにアプリケーションのWeb化が一段と進んでいる。また、スマートフォンやタブレット端末の普及により、モバイルアプリケーションの需要も増え続けている。その結果、従来のデスクトップアプリケーションだけでなく、Webアプリケーションやモバイルアプリケーションに対しても優れた操作性が求められるようになり、そのソリューションとしてRIA(リッチクライアント)という技術が積極的に使われるようになってきた。そこで今回は、RIAの基礎知識から最新事情までを詳しく解説する。記事後半では、最適なRIA製品を選択する時に役立つポイントを紹介する。

RIA

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RIAとは?

 RIA(Rich Internet Applications)とは、優れた表現力や操作性を持つWebアプリケーションのこと、あるいはそれを実現する技術を意味する。RIAを導入することにより、HTML単独では作成できない優れたユーザインターフェースを持つWebアプリケーションを実現できる。
 従来、WebアプリケーションはHTMLの制約により、デスクトップ上のWindowsアプリケーションでは当たり前のように提供されている操作(例えば、右クリックでメニュー表示して選択する操作やドラッグ&ドロップ操作、エンターキーによる入力フィールドの移動操作)を行うことが難しかった。しかし、インターネットの利用拡大とともに、Webアプリケーションに対してもデスクトップアプリケーション並みの操作性と表現力が強く求められるようになってきた。そこで、多くのベンダがRIAを実現するための仕組みを開発・提供するようになり、現在ではコンシューマ向けのWebアプリケーションだけでなく、企業内や企業間で使うWebアプリケーションにも幅広くRIAの適用が進みつつある。

■RIAの導入メリット

 ここでRIAの導入メリットを整理すると、次のようになる。

●デスクトップアプリケーション並みのユーザインターフェース

RIAはユーザが直感的に操作できる分かりやすい入力コントロールや、操作に応じて画面表示が随時変化するようなインタラクティブな操作性を提供できるので、アプリケーションの操作ミスを減らし、操作の正確性及び迅速性を向上させるのに役立つ。

●マルチメディアの取り込み

動画や音声、そしてデータに合わせてリアルタイムに変化するチャート表示など、RIAは高度なグラフィックス機能をWebアプリケーションに手軽に取り込めるようになる。

●パフォーマンスの改善

HTMLの場合、画面の一部分を更新する時でも画面全体を更新する必要があるが、RIAは部分的なデータの受け渡しが可能なので、ネットワークの通信量及び画面描画のための負荷を減らすことが可能となる。また、ユーザインターフェースは高性能化が進むクライアント上で処理されるので、サーバとクライアントとの負荷分散を図ることもできる。

●アプリケーションの開発/運用管理コストの削減

RIAはインターネットとブラウザがあれば、どのPC上でも動作させることができ、ブラウザの動作差異を考慮しなくてもよいケースが多い。また、RIAの開発ツールも完備されており、1つのアプリケーションをあらゆるプラットフォームで動作させることができるRIAの場合には、開発コストを抑えることが可能となる。更に、サーバでクライアントソフトウェアを一括管理しながらブラウザプラグインやランタイムエンジンを配信できるので、運用管理コストも抑えることができる。

■RIAの基本構成

 RIAのシステム構成は、各ベンダが提供するRIAソリューションによって異なっているが、その共通する基本構成は図1のようになっている。
 RIAで作成されたWebアプリケーションを実行するには、そのRIAに対応した実行環境が必要になる場合が多い。例えば、アドビ システムズのFlexフレームワークを採用する場合は、開発環境にFlash Builder(言語は ActionScript3またはMXML)を使用し、実行環境にはブラウザプラグインのFlash Playerが必要になる。そして、RIAの技術は構造的にロジックとUIが分離されていることが多く、マイクロソフトのSilverlightアプリケーションでは、開発環境のロジック部分にVisual Studio(言語はC#またはVisual Basic)、UI部分にExpression Blend(言語はXAML)、実行環境にはブラウザプラグインのSilverlightが必要となる。

図1 RIAの基本構成
図1 RIAの基本構成

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