この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

DWH(データウェアハウス)の導入状況

2011/12/13


 キーマンズネットでは、2011年9月13日〜 2011年9月21日にかけて「DWH(データウェアハウス)の導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数:492)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の56.1%、一般部門が43.9%という構成比であった。
 今回、お聞きしたのは「利用目的」や「満足度」、「重視ポイント」など、DWHの導入状況を把握するための質問。その結果、大企業を中心に全体で16%の企業でDWHは既に利用されており、現在導入を予定しているユーザの間では、DWHであっても他製品と同様に、以前より低コストでの構築を検討していることなどが明らかになった。
 なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

※「DWH/DWH(データウェアハウス)の導入状況」の記事を一部ご紹介します。会員登録を行い、 ログインすると、「DWH/DWH(データウェアハウス)の導入状況」の記事全文がお読みいただけます。

会員登録はこちら(無料)



1

全体で16%が「導入済み」、導入予定者の導入予算は「1000万円未満」が過半数

 最初に「DWHの導入状況」について尋ねたところ、「既に導入済みである(追加リプレイスなし)」が13.4%、「既に導入済みである(追加リプレイスあり)」が2.6%、「導入を検討している」が4.9%、「必要性を感じているが導入は検討しない」が26.4%、「必要性を感じない」が52.6%という結果となった(図1-1)。まとめると全体では16.0%が導入済み、4.9%が検討中となる。この結果を従業員別に見ると、従業員規模が大きくなるにつれて「導入済み」の割合が大きくなっている。1001名以上の大企業においては「既に導入済み」の割合が、「追加リプレイスなし」「追加リプレイスあり」を合わせて30.5%となり、逆に100名以下の中小企業では2.0%の導入率にとどまる結果となった。DWH自体が高価であることや、大企業に比べて一般的にデータ量が少ないと思われる中小企業では、DWHのメリットを感じにくいという背景があるのだろう。しかし昨今では、DWHアプライアンスや、それを利用したクラウドサービスなどの登場により、以前に比べて安価に利用できるようになってきており、今後は中小企業でも導入が進むと思われる。
 関連してDWHを「導入済み」「導入予定」と回答した方に、その「導入予算」を尋ねたところ、導入済みでは「500万円未満」「500万〜1000万円未満」を合わせた「1000万円未満」と回答した割合が41.6%という結果だったのに対して、導入予定では「1000万円未満」の回答割合が53.1%と、過半数を超える結果となった。現在導入を予定しているユーザの間では、以前よりも低コストでDWH構築ができるという認識が広まってきているようだ。

図1 導入状況・予算

図をご覧いただくには・・・
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、図がご覧いただけます。

会員登録(無料)・ログイン

図1 導入状況・予算
このページの先頭へ

2

導入目的は販売/影響分析、連携させたいシステムはBIや会計システムが上位

 次に、DWHを「導入済み」「導入予定」と回答した方に、「導入の目的」を尋ねたところ、導入済みでは1位「販売/影響分析」63.6%、2位「経営分析」44.2%、3位「在庫/物流分析」40.3%と続き、導入予定では、1位「販売/影響分析」78.1%、2位「経営分析」68.8%、3位「顧客分析」53.1%と続く結果となった(図2-1)。
 関連して、DWHを「導入済み」「導入予定」と回答した方に、「連携させたいシステム」についても尋ねてみたところ、導入済みでは1位「BI」56.6%、2位「会計システム」44.7%、3位「CRM・SFA(Sales Force Automation)」31.6%と続き、導入予定では、1位「会計システム」64.5%、2位「BI」58.1%、3位は「グループウェア・コラボレーションシステム」、「SCM」が同率で32.3%と続く結果となった(図2-2)。過去の実績データから知見を引き出し、将来のビジネス戦略策定や意思決定に役立てるため、会計システムなど基幹系システムや、より高度で複雑な分析や予測をするBIツールなどとの連携が注目されているようだ。

図2 導入目的・連携させたいシステム

図をご覧いただくには・・・
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、図がご覧いただけます。

会員登録(無料)・ログイン

図2 導入目的・連携させたいシステム
このページの先頭へ

3

導入済みでは「パフォーマンス」、導入予定では「導入コスト」を重視する傾向に

 次に、DWHを「導入済み」「導入予定」と回答した方に「重視ポイント」を、「最も重視する」から「3番目に重視する」まで回答してもらった結果、導入済みでは1位「パフォーマンス」51.9%、2位「導入コスト」50.6%、3位「分析手法」37.7%、4位は「扱えるデータ量」、「運用コスト」が同率で35.1%と続き、導入予定では1位「導入コスト」64.5%、2位「運用コスト」48.4%、3位「分析手法」45.2%、4位「パフォーマンス」38.7%、5位「セキュリティ」25.8%となった。また「最も重視する」と回答した割合では、「導入済み」では1位「導入コスト」22.1%、2位「パフォーマンス」18.2%、3位「分析手法」14.3%、「導入予定」では1位「導入コスト」41.9%、2位「分析手法」19.4%、3位「パフォーマンス」16.1%となった。
 導入済みではシステムのパフォーマンスを重視する割合が高く、導入予定では導入・運用に関するコストを重視する割合が高かった。DWHはシステム構築後も増え続けるデータ処理を続けるため、継続的なチューニング作業が欠かせず、運用にもそれなりのコストが発生する。DWHの有用性が社内で認識され、多くのユーザが利用することになれば、今までなかった様々なパターンでのデータ参照が発生し、また追加のチューニング費用がかかることもあるため、コスト面での懸念は大きいようだ。そのほか、「パフォーマンス」や「分析手法」に関しても重視されており、大量並列分散処理やリアルタイム処理などBIツールと連携して、より大量のデータをより高速に分析し、経営戦略につなげていくことが求められている。

図3 重視ポイント

図をご覧いただくには・・・
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、図がご覧いただけます。

会員登録(無料)・ログイン

図3 重視ポイント

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには…
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

このページの先頭へ

DWH/DWH(データウェアハウス)の導入状況」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「DWH」関連情報をランダムに表示しています。

DWH」関連の製品

戦略情報会計システム OPEN21 SIAS 【ICSパートナーズ】 超高速データ分析専用データベース Vertica 【アシスト】 新発想のデータ活用「データレイク」を支えるストレージ条件とは 【日本アイ・ビー・エム】
DWH DWH NAS
決算業務処理の機能に加え、「エビデンスなどの関連情報のLINK機能」、「会計情報の分析加工用のBI機能」を搭載した、マネジメント・データウェアハウス。 大量データを超高速に処理する列指向型データベース。システム拡張も柔軟かつ低コストで実現可能であり、圧倒的なパフォーマンスでビジネスの迅速な意思決定を支援。 IoT、ビッグデータ……次世代デジタルデータ分析に必要なストレージ条件とは

DWH」関連の特集


産学官で推進するジャパン・クラウド・コンソーシアムにM2M・ビッグデータWGが設立。M2M(Mach…



“次世代BI”とも言われるデータディスカバリツール。しかし、正直なところ「BIとの違いって何?」とい…



アプリケーションやデータのポータビリティ性能が飛躍的に向上する中、マルチクラウド環境でのシステム構築…


DWH」関連のセミナー

次世代DWH「SAP HANA」がもたらす真の価値とは? 【SAPジャパン/日本ヒューレット・パッカード/インターネットイニシアティブ/インテル】  

開催日 1月19日(木)   開催地 大阪府   参加費 無料

8月〜10月に東京・大阪・名古屋・福岡で開催をし、満席・大好評でありました『SAP HANA 都市伝説』を解明する!!セミナーの追加講演を多くのお客様のご要望に…

「データ分析」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

DWH/ DWH(データウェアハウス)の導入状況」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「DWH/ DWH(データウェアハウス)の導入状況」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


30004367


IT・IT製品TOP > データ分析 > DWH > DWHのIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ