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はずせない製品がわかる シェア情報アーカイブ

WAN高速化製品

2011/02/08


日々めまぐるしく変化するIT業界。市場を牽引しているベンダや製品を知ることは、失敗しない製品選定のための重要なファクターだ。そこで参考にしていただきたいのが、第三者機関から提供される調査レポートをベースにお届けする「シェア情報アーカイブ」。今回は、富士キメラ総研の情報を元に、WAN高速化製品のシェア情報をご紹介しよう。

 富士キメラ総研の調べによれば、2009年度のWAN高速化製品市場は、数量が3600台、金額が42.5億円であった。景気後退の影響による導入の見送り・先送りなども一部見られたが、製造業での拠点向けの設置需要など数百台規模の大型案件の増加が市場拡大に寄与した。回線増強にコストをかけずに高速化/最適化が実現できる点も不況下ではプラスに作用した。また、サーバ/ストレージの統合やクラウドの利用増加により、企業ネットワークにおけるWANの重要性が増していることから、遅延対策としての需要拡大が見込まれる。さらにはデータセンタ間のリモートバックアップの高速化ニーズによる利用も増加している。
 WANサービスを提供する通信事業者がサービス提供時に当該製品を組み合わせて提供するケースが見られているほか、WAN高速化/最適化サービスを展開する事業者も見られ、今後はマネージドサービス向けの需要拡大も見込まれる。
 2009年度の市場占有率(数量ベース)を見ると、数量で1250台、34.7%を獲得したベンダが、金額でも18.5億円、43.5%を獲得して1位であった。機能面での評価が高く大規模案件での強みがあり、大〜中規模案件を中心に受注している。数量で950台、26.4%を獲得し2位となったベンダは、金額では8億円、18.8%で3位であった。他製品も含めたトータルソリューションとしての提案や大規模案件の獲得があったことなどから実績が大幅に拡大した。

WAN高速化製品シェア

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