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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

業務用スマートフォンの導入状況

2011/06/14


 キーマンズネットでは、2011年3月2日〜 2011年3月9日にかけて「業務用スマートフォンの導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数:895)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の51.0%、一般部門が36.4%という構成比であった。
 今回、お聞きしたのは「利用目的」「重視ポイント」「セキュリティ対策状況」など、業務用スマートフォンの導入状況を把握するための質問。その結果、導入済み企業はまだ1割弱だが、4割の企業が導入検討中で、これらの企業の過半数が業務用スマートフォンの私的利用を認めていないことが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

導入済みは7.7%で検討中は36.9%、導入単位は「一部の個人」から「部門導入」へ

 最初に、現在の業務用スマートフォンの導入状況を尋ねてみた(図1-1)。その結果、「業務用スマートフォンを既に導入済みである」が7.7%、「業務用スマートフォンの導入を検討している」が9.9%、「業務用スマートフォンに興味があり、いずれは検討する」が27.0%、「興味はあるが、検討はしない」が35.0%、「今のところ関心がない」が20.3%であった。整理すると、導入済みは7.7%、導入検討中は36.9%となった。まとめると、「導入済み」「導入を検討している」という人の割合は全体の44.6%、「導入を検討していない」という人の割合は55.3%となる。導入済みの割合は企業規模が変わっても違いは見られなかったが、導入を検討する割合では、大企業よりも中堅/中小企業のほうがその割合は高かった。
 次に業務用スマートフォンを「導入済み」「導入予定」と回答した人に「導入のきっかけ」を尋ねたところ、図1-2のような結果が得られた。まず「導入済み」の1位は「業界での業務用スマートフォンの導入が進んでいるので、自社でも積極的に取り入れた」で50.7%、2位は「社員からの業務用スマートフォン利用の要望が高まったため、会社として導入を決めた」で31.9%、3位は「個人利用のスマートフォンを業務利用することでセキュリティリスクが高まるため、会社として導入を決めた」で2.9%と続いた。一方、「導入予定」の1位も「業界での業務用スマートフォンの導入が進んでいるので、自社でも積極的に取り入れた」で35.9%、2位も「社員からの業務用スマートフォン利用の要望が高まったため、会社として導入を決めた」で24.1%、3位も「個人利用のスマートフォンを業務利用することでセキュリティリスクが高まるため、会社として導入を決めた」で23.7%と続く結果となった。「導入予定」では、個人利用のスマートフォンが急増していることを受けて、会社としても導入を決めるケースが増えてきているようだ。
 続いて、業務用スマートフォンを「導入済み」「導入予定」と回答した人に「導入単位」を尋ねたところ、「導入済み」の1位は「一部の個人(役員など、限られた役職者のみ)」で55.9%、2位は「部門導入(営業部門のみなど、一部の部署)」で26.5%、3位は「全社導入」で13.2%、4位は「支店導入(本社、一部の支社での導入など)」で1.5%と続いた。一方、「導入予定」の1位は「部門導入(営業部門のみなど、一部の部署)」で53.6%、2位は「一部の個人(役員など、限られた役職者のみ)」で30.3%、3位は「全社導入」で5.5%、4位は「支店導入(本社、一部の支社での導入など)」で3.0%と続いた。
 導入予定では「部門導入」が「一部の個人」を抜いて1位になっている。役員など役職者が利用してスマートフォンの業務上での有用性を見出すフェーズから、実際にスマートフォンを必要とする部署(外出先からのアクセス要望の高い営業や、モバイルサービスの開発部門など)への導入フェーズへと移りつつあると思われる。
 更に、業務用スマートフォンを「導入済み」「導入予定」と回答した人に「導入済み」「導入予定」の「業務用スマートフォンの端末」について尋ねたところ、図1-3のような結果となった。「導入済み」の1位は「iPhoneシリーズの端末」で62.3%、2位は「BlackBerryシリーズの端末」で26.1%、3位は「その他の端末(東芝、シャープなど)」で17.4%、4位は「GALAXY Sシリーズの端末」で13.0%、5位は「Xperiaシリーズの端末」で8.7%、6位は「Desireシリーズの端末」で2.9%と続いた。
 また、「導入予定」の1位もやはり「iPhoneシリーズの端末」で59.5%、2位は「GALAXY Sシリーズの端末」で41.4%、3位は「Xperiaシリーズの端末」で40.2%、4位は「その他の端末(東芝、シャープなど)」で32.8%、5位は「Desireシリーズの端末」で14.1%、6位は「BlackBerryシリーズの端末」で9.2%と続いた。「導入済み」「導入予定」ともにiPhoneの割合が高い。

図1 導入状況・導入のきっかけ・業務用スマートフォンの端末

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図1 導入状況・導入のきっかけ・業務用スマートフォンの端末
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2

全体で約6割が満足と回答、不満点は既存環境との不適合やセキュリティ面での不安

 次に、業務用スマートフォンを「導入済み」と回答した人にその「満足度」を尋ねたところ、「とても満足している」が17.6%、「まあ満足している」が45.6%、「やや不満がある」が26.5%、「とても不満がある」が10.3%という結果になった。これをまとめると「満足」と回答した割合は63.2%、「不満」は36.8%となり、全体では約6割が満足と回答していた。
 今回のアンケートで「とても満足している」「まあ満足している」と回答した方からは「Eメール、スケジュールをリアルタイムで確認できる。メールに関しては、迅速に対応できビジネスの機会損失の防止に大いに貢献している。」「Eメール、グループウェアのスケジュールが社外で参照できる。」といった意見が寄せられている。外出先や自宅などから社内メールやグループウェアに簡単にアクセスできることが、ユーザ利便性の向上や業務の効率化、そしてビジネスの機会損失防止にも役立っているという意見が多かった。
 一方、「やや不満がある」「とても不満がある」と回答した方からは、「既存のWindows環境との不適合(ウイルス対策ソフトやその他の社内標準ソフト、機器)がある」や「セキュリティ上の理由で機能をかなり制限せざるを得ない。多機能なスマートフォンの本来の利点を十分にいかせない。」といった声があがっていた。こうした状況は、今後日本での発表が待たれる「Windows Phone 7」が登場すれば、業務用スマートフォンと既存の社内環境との互換性が向上することで改善されるのかもしれない。

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3

利用目的は業務効率化が多数。自社サービスの検証用、ソフトウェアの開発との声も

 次に、業務用スマートフォンを「導入済み」「導入予定」と回答した人にその「利用目的」を尋ねたところ、図2-1のような結果となった。「導入済み」の1位は「社内コミュニケーションの円滑化」で69.6%、2位は「営業・渉外の効率化」で46.4%、3位は「業務時間の短縮」で31.9%、4位は「ファイル・データの共有」で14.5%、5位は「全体としてのコスト削減」で11.6%と続いた。一方、「導入予定」の1位は「営業・渉外の効率化」で65.8%、2位は「社内コミュニケーションの円滑化」で59.7%、3位は「業務時間の短縮」で33.6%、4位は「ファイル・データの共有」で32.4%、5位は「全体としてのコスト削減」で20.3%という結果になった。
 「導入済み」「導入予定」ともに、スマートフォンは社内コミュニケーションの円滑化や業務の効率化、業務時間の短縮に役立つことに大きなメリットを感じているようだ。そのほか、「自社サービスの検証用」「ソフトウェアの開発」を目的に導入するという声も挙がっていた。
 続いて、業務用スマートフォンを「導入済み」「導入予定」と回答した人にその「重視ポイント(モバイル端末)」を尋ねたところ、図2-2のような結果となった。「導入済み」の1位は「機動性」で87.0%、2位は「操作性」で79.7%、3位は「対応アプリケーション」で37.7%、4位は「堅牢性」で24.6%、5位は「OS」で21.7%、6位は「バッテリ容量」で20.3%と続いた。一方、「導入予定」の1位は「操作性」で78.1%、2位は「機動性」で69.6%、3位は「バッテリ容量」で35.6%、4位は「対応アプリケーション」で34.7%、5位は「堅牢性」で30.1%、6位は「画面サイズ」で24.0%という結果になった。
 「導入予定」では、バッテリ容量の順位が上がっているが、これはスマートフォンが多機能な製品であることから活用時間も長くなり、バッテリの持続時間が気になる傾向にあると考えられる。

図2 利用目的・重視ポイント

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