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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

UPS(無停電電源装置)の導入状況

2011/04/26


 キーマンズネットでは、2011年2月1日〜 2011年2月8日にかけて「UPSの導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数:751)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の65.1%、一般部門が34.9%という構成比であった。
 大規模停電の懸念から昨今売り切れ続出といわれているUPSについて、今回お聞きしたのは、「満足度」「重視ポイント」「必要機能」など、UPSの導入状況を把握するための質問。その結果、導入企業の8割がUPS製品に満足しており、「導入コスト」と「停電時の電力供給時間」を重要視しながら、自動シャットダウンに加えて、最近ではリモート管理機能も求めていることが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

全体で約8割が導入済み、導入予定では「中型UPSでシステム集中管理」の割合増加

 最初に、現在のUPSの「導入状況」を尋ねたところ、「導入済み」が82.0%で、「必要性を感じない」と回答したのは6.8%にとどまる結果となった(図1-1)。従業員規模別にみると、100名以下の中小企業では65.9%であったのに対し、101〜1000名以下の中堅企業では89.0%、1001名以上の大企業では87.3%となり、従業員規模の多い企業の導入率は高い傾向にあった。従業員の増加とともに管理するサーバ台数も増えるので、これに比例してUPSの導入率も高くなっていくものと推測できる。また今夏にかけて懸念される停電の影響から、従業員規模を問わず、UPSの引き合いも増えてきているのも現状だ。
 次に、UPSを「導入済み」または「導入予定」と回答した人に「UPSの設置状況」を尋ねた。その結果、「導入済み」の1位は「小型UPSを各機器にほぼ1対1で設置」で55.3%、2位は「中型UPSを設置、システムの集中管理を実現している」で33.5%、3位は「大型UPSを設置、システムの集中管理を実現している」で11.2%となった。また、「導入予定」の1位は「小型UPSを各機器にほぼ1対1で設置」で52.7%、2位は「中型UPSを設置、システムの集中管理を実現している」で42.0%、3位は「大型UPSを設置、システムの集中管理を実現している」で5.3%となった。
 「導入済み」「導入予定」ともに同じ順位となったが、導入予定では「中型UPSを設置、システムの集中管理を実現している」の割合が増えている。サーバ台数の増加やサーバ統合により電源周りも集中管理するケースが増加していることで、中型UPSの需要が高まってきているようだ。
 続いて、UPSを「導入済み」または「導入予定」と回答した人に「導入タイミング」を尋ねたところ、図1-2のような結果が得られた。「導入済み」の1位は「サーバ購入と同時」で75.9%、2位は「今あるUPSの買い替え(リプレイス)」で12.8%、3位は「サーバ購入後に新たに必要性を感じた」で6.8%と続いている。また、「導入予定」も1位は「サーバ購入と同時」で51.6%、2位は「今あるUPSの買い替え(リプレイス)」で35.7%、3位は「サーバ購入後に新たに必要性を感じた」で11.1%と続いている。
 「導入済み」「導入予定」ともに、サーバ購入と同時にUPSを導入するケースが多いものの、「導入予定」では現状のUPSの買い替え(リプレイス)の割合が高くなってきている。これはバッテリや機器の老朽化、あるいはUPSの集中管理を行いたいというユーザが増えてきているからだと思われる。また、UPSのバッテリは数年ごとに買い替える必要があるが、バッテリの価格が比較的高いことから、バッテリ交換時にUPSごとリプレイスする企業も少なくないようだ。

図1 導入状況と導入タイミング

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図1 導入状況と導入タイミング
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2

8割以上が「満足」と回答、不満点は「バッテリ」の価格や交換の手間、管理など

 次に、UPSを「導入済み」と回答した人に「満足度」を尋ねたところ、図2のような結果となった。「とても満足している」が19.1%、「まあ満足している」が64.6%、「やや不満がある」が14.6%、「とても不満がある」が1.6%と続き、まとめると「満足」と回答した割合は83.7%、「不満」は16.2%となり、UPSを導入した企業の8割以上が満足していることが分かった。
 今回のアンケートでは、「満足」と回答した多くの方々から「特に問題は発生していないため」という意見が寄せられており、また、「ブレードサーバ対応のラックマウント薄型で場所をとらない」「スケジュールシャットダウンソフトなどの管理ツールが便利」「ネットワーク上での管理が可能」といった意見も寄せられていた。UPSは、障害発生時に安定した電力供給をし続けるという役割を担っているため、平時にはその存在にすら気付かないほどの状況を維持することが重要であることから、「特に問題が発生しないこと」に満足を感じているユーザが多い。その他、UPSにはタワー型やラックマウント型、小型から大型まで様々な形状があり、また、LAN経由などのリモートコントロールによるOSの自動シャットダウンやUPSのステータスチェックなどを実現する「UPS管理ソフトウェア」なども提供されている。こうしたラインナップの豊富さやオプション製品の充実により、自社の運用ポリシーに合わせて機種を選定できるといった点も満足度が高い大きな理由の1つになっている。
 一方、不満と回答した方からは「バッテリの寿命が短く、交換や管理が面倒」「交換バッテリの価格が高い」「バッテリの交換時期が分からず、警告が出てから交換しようとしたら、バッテリが膨張していて交換できなかった」など、バッテリに関する苦情がその大半を占めていた。有事の際にバッテリが充分に機能しなければ意味がないので、バッテリのメンテナンスは必要不可欠だが、その手間や管理に対して不満を訴えるユーザも少なくない。

図2 満足度

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3

導入済み、導入予定ともに「停電時の電力供給時間」が最も重視するポイントに

 次に、UPSを「導入済み」または「導入予定」と回答した人に「導入する際に重視した(する)ポイント」を尋ねたところ、「導入済み」の1位は「導入コスト」で62.8%、2位は「停電時の電力供給時間」で62.3%、3位は「安定性・可用性」で46.3%、4位は「バッテリ寿命」で38.0%、5位は「障害時の保守・サポート」で17.7%と続く結果となった(図3)。また、「導入予定」の1位もやはり「導入コスト」で66.7%、2位は「停電時の電力供給時間」で57.1%、3位は「バッテリ寿命」で47.6%、4位は「安定性・可用性」で44.4%、5位は「管理ソフトの充実」で18.3%と続いている。更に、最も重視するポイントを挙げてもらったところ、「導入済み」「導入予定」いずれも1位は「停電時の電力供給時間」となった。特に「導入予定」では101名以上の中堅企業や1001名以上の大企業で「停電時の電力供給時間」が重視されている。
 これは従業員数が増えるほど、所有・管理するサーバ台数が増加し、サーバのシステムダウンが引き起こす影響が大きくなることから、このような結果になったものと推測できる。

図3 重視ポイント

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