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製品の基礎をきちんと理解! IT製品解体新書

ユーザビリティで勝負「Webログ解析」

2011/06/06


 情報システム部門がサイト運用に役立てていたWebログ解析は、今ではマーケティング部門や営業部門が必要とする「顧客行動の分析」へと、そのニーズが大きく広がり始めている。しかし、Webログ解析ツールを導入しても使いこなせないという問題を抱えている企業が多いというのが実状。その一方、携帯サイトに対するアクセス解析の重要性も高まりつつある。 そこで、今回はWebログ解析ツールにスポットを当て、Webログ解析の基本から「使いこなせるツール」および「携帯サイト解析」の最新事情までを詳説する。

Webログ解析ツール

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Webログ解析ツールを解体しよう!

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Webログ解析ツールとは?

  Webログ解析ツールとは、Webサイトにアクセスしてくる訪問者の動き(どこからやってきて、どのようにサイト内を閲覧し、売上に結びついたのかなど)を把握するためのWebマーケティングツールの1つだ。Webログ解析は「アクセス解析」とも呼ばれている。
 図1に示すように、Webログ解析ツールを活用することにより、自社のWebサイトにアクセスしてきた訪問者は、インターネット広告を見てアクセスしてきたのか、Googleなどの検索エンジン経由でアクセスしてきたのか、サイト内のページをどのような順序で閲覧したのか、どのような経路でコンバージョンページ(訪問者が購入、ダウンロード、申し込みなどを行った後に表示される確認ページのことで、実際に取引に結びついた状態を表す)に到達したのかを解析することができる。そして、その解析結果から、新規ユーザの獲得(集客)、離脱率、サイト内回遊、コンバージョン率、再訪問数などの向上・改善を図るための手掛かりを見つけ出すことが可能になる。

図1 Webログ解析ツールの活用
図1 Webログ解析ツールの活用
Webログ解析ツールを使用すると、訪問者はどこからきて、どのようにサイト内を回遊し、コンバージョンページにたどり着いたのか、その様子を明らかにすることができる。
資料提供:デジタルフォレスト
■Webログ解析ツールの測定方式

  Webログ解析ツールには、WWWサーバログ解析方式、Webビーコン方式、パケットキャプチャ方式という3つの測定方式が存在する。WWWサーバログ解析方式はWebサーバに記録されたアクセスログを取り込んで解析を行う方式で、ログさえ残っていれば、過去のデータも解析できる。Webビーコン方式はWebページに小さな画像やJavaScriptなどのプログラムやタグを埋め込んで、別サーバにデータを集計して解析する方式。パケットキャプチャ方式は、Webサーバに流れるネットワークのトラフィック(パケット)を抽出して解析を行う方式。
 これらの方式ごとにそれぞれ長所・短所があるが(表1)、このうちWebビーコン方式はロボット型検索エンジンのクローラーからのアクセスがカウントされないので厳密な解析が可能だ。また、Webログ解析のASPサービスではWebビーコン方式を採用しているところが多い。実際に市販されているWebログ解析ツールの中には、これらの方式の1つだけに対応するのではなく、複数の方式に対応した製品も提供されている。

表1 Webログ解析ツールの測定方式
表1 Webログ解析ツールの測定方式
資料提供:セラン
■Webログ解析ツールの代表的機能

 Webログ解析ツールは、製品によって搭載されている機能にかなりの違いがあるが、ここではその全体像を掴んでもらうために、代表的な機能をいくつか紹介しよう。

●基本情報を取得する機能
 まず、サイトのPV数、訪問数、ユニークユーザ数、リピートユーザ数などを、年別・月別・週別・日別・時間別・分別で確認する機能が搭載されている(図2)。曜日別、時間帯別の平均値や、平均滞在時間を簡単に切り替えることができる製品もあり、サイト全体のアクセス傾向を把握するのに役立つ。

図2 基本情報を取得する機能例
図2 基本情報を取得する機能例
アクセス状況を視覚的に把握できるようにグラフィカル表示できる。
資料提供:セラン

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図3 進入経路の解析機能例
図3 進入経路の解析機能例
リスティング広告やSEOなど、様々な集客施策を行っている場合に、施策の効果を俯瞰できるようになる。
資料提供:デジタルフォレスト

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●進入経路の解析機能
 サイトアクセスの入り口となるページのことをランディングページというが、進入経路の解析機能を使うと、サイトへの全ランディングを自然検索、広告、他サイト、直接進入などに分類して、それぞれの訪問回数を確認することができる(図3)。
 また、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、どんなキーワードを入力してサイトに訪れているのかを、検索キーワードの多い順に表示する機能も提供されている。検索キーワードを分析して、SEO・SEM施策を修正したり、コンテンツを最適化したりするのに役立てることができる。

サイト内経路の解析機能
 これはサイト内の訪問者導線を視覚的に把握するための機能で(図4)、どのページから入り、どのページに抜けたのか視覚的に確認することできるので、画面構成の最適化を図るのに役立つ。

図4 サイト内経路の解析機能例
図4 サイト内経路の解析機能例
ランディングページからの訪問者の導線をツリー図で確認することができる。
資料提供:セラン

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広告効果の測定機能
 広告の投資対効果を分析するための機能。バナー広告、リスティング広告、アフィリエイト、QRコード、メールマガジン、フリーペーパーなど、いろいろな広告媒体の効果を測定することができるツールが登場している。また、各媒体の費用と、コンバージョン1件あたりの収益額を設定しておくことにより、キャンペーンごとの広告効果を定量的に把握できるツールもある。

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