IFRS対応ならここをチェック!ERPツール

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IFRS対応ならここをチェック!ERPツール

2011/05/23


 2015年または2016年に対象企業に強制適用される国際会計基準「IFRS」。この制度改革に関する対応がERP導入やリプレースの重大なチェックポイントになってきた。IFRS対応は、連結決算を行う上場企業にとっては焦眉の課題。その他の企業でもグループ内企業にIFRS対応企業があれば直接的な影響が波及するし、取引関係だけがある企業でも間接的に影響が及ぶことが予想される。もともとERPは企業の多様な経営課題を解決するために大きな役割を果たしてきた。今回は、ERPツールを選ぶときの基本的なポイントに加え、特にIFRS対応を前提にした場合の製品やサービスの検討ポイントを詳しく紹介していく。規模の大小に関わらず動き出したら途中で止められないのがERP導入プロジェクトの常。ツール選択を間違えるととんでもない大損につながりかねない。コストと効果をよく考えたうえ、ポイントを押さえて慎重に最適なパッケージやサービスを選んでいただきたい。

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ERPツールの選び方

 昨年 8 月のキーマンズネット会員調査によると、 ERP は大企業の 57.0% が導入を済ませている。 「1000名以下」の規模の会社でも  39.7%、「100名以下」でも15.7%が導入済みだ。新規導入や既存システムの追加リプレースを検討しているケースを見ると、大企業、中堅企業ではそれぞれ約2割だった。他の調査ではもう少し高い導入率になっている場合もあり、おしなべて大企業では導入率が高いうえに追加で既存システムをリプレースする意欲ももっているようだ。大震災の後だけに今はIT投資が控えられている面があるが、ERPを利用して経営を改善したい思いは決して小さいものではない。
 しかしERPの導入にかかわるコストはかつては少なくとも億円単位といわれてきた。大きな失敗事例がしばしば報道されていたこともあり、長く緊縮財政を強いられている企業では導入やリプレースに二の足を踏むことも多いだろう。しかし現在でははるかに安価に導入を図れる製品やサービスが登場しているし、ツールそのものの洗練度が上がり、SIerの知見も昔とは段違いに深まっている。またクラウドサービスの利用によって初期投資は格段に削減することも可能になった。
 コスト効果を考えてシステム構築を計画的に行えば、ERPツールは決して高い買い物にはならない。未導入の企業でも、かつて一度は導入検討をしたことがある場合が多いと思うが、現在のERPツールは以前とは大きく違っている。IFRS対応が必要な企業もそうでない企業も、いま一度、導入やリプレースの検討をしてみるべき時機にきている。

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企業サイズと目的に適うツールやサービスを選ぼう

 ERPツール選びで最も気になるのがコスト効果だ。前出の調査によると未導入企業も導入検討中の企業も、その6割以上が導入コスト・工数を最も問題視している。導入がしやすくなったとはいえ、ERP構築には比較的大きなコストと長期間がかかりがちなのは事実だ。といっても、高いか安いか、工数が多いか少ないかは、コストに対して効果がどれだけ出るのかで評価しなければならない。
 そこで、投資効果をどのように判断するかをあらかじめよく考えてからツール選びをすることをお奨めする。
 ERP構築を考えるなら複数の達成したい目的があるはずだ。「解体新書」では大きく5つの目的を示しているが、例えば「業務プロセスを改善して効率化」したいという目的の中には「△△業務で○%の人件費削減」というような数値目標が必要だろうし、「競争力の強化」目的には「リードタイムを○時間短縮」や「在庫を○%圧縮」というような目標がいる。
 具体的に何を達成したいのかをあらかじめ数値的に明らかにできれば、ERPツールへのどの程度の投資でクリアできるかが、詳細にはわからなくても見当はつく。投資効果がはっきりと数値的に示せれば、導入がスムーズにいくばかりでなく、構築後の効果測定によって簡単に導入の成否がわかり、改善点も絞られるだろう。
 また、ERPパッケージは製品メーカーが企業規模による適性を考えて製品ラインナップを図っている。SIerにおいては複数のメーカーの製品を取り扱って、顧客にふさわしいパッケージを選定してERP構築を行っている場合がある。多くのパッケージが企業規模別の括りで区別できる。だいたい大企業向け、準大手〜中堅企業向け、中堅〜中小企業向けの3通りの製品があると考えればよい。どれだけ多くの種類の業務に対応できるか、機能の取り揃えの大小が基本的な違いだ。自社にふさわしい適性をもつパッケージの中から選択するのがよいだろう。

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