円周率に挑む男達と「スーパーパイの父」

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掲載日 2011/02/10
偉人の遺伝子をEasyに読み解く!キーマン列伝
#077円周率計算世界一を目指せ! スーパーパイの父 〜金田 康正氏

 2011年1月、長野県に住む会社員・近藤茂氏が自作PCを使って円周率計算を行い、小数点以下5兆桁までの計算に成功し、世界最高記録としてギネス認定されたことが報道された。前年に記録を打ち立てたフランス人研究者を破っての快挙である。同じ日本人として素直に喜ばしい。

 その計算にはなんと3ヵ月かかったというが、そもそも円周率の計算ってなんだ?という疑問が生じる。今回は、コンピュータによる円周率計算で数々の記録を打ち立て、計算プログラム「スーパーパイ」を開発した金田康正氏(以下敬称略)をキーマンとして紹介しよう。

 金田が専門分野としている計算機科学とは、計算機を使って様々な計算を行うことを基本とし、その理論を研究したり、計算機に処理アルゴリズムを実装したりといったことを行う学問だ。彼が計算機科学の中で追求していったのが「円周率」の計算だ。いくつかの公式があり、それによって正確に求めると3.141592…と小数点以下は永遠に続く。それをいかに詳しく正確に計算するかが研究課題なのである。

金田 康正氏
1949年
兵庫県にて誕生。
1973年
東北大学理学部物理学第二学科卒業。
1981年
東京大学大型計算機センター助教授に。この年から円周率の計算を開始。最初の世界記録、200万36桁を達成。
1995年
世界記録64億4245万桁の記録を達成したプログラムを「スーパーパイ」としてWindows向けに移植、公開した。
1997年
東京大学大型計算機センター教授に就任。
1999年
東京大学情報基盤センター教授に就任。現職。

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