メディアタブレットの企業導入、7つの勘所

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メディアタブレットの企業導入、7つの勘所

2011/01/24


 2010年4月にiPadが発売されて以来、急速に認知が進みつつある「メディアタブレット」。iPadの後を追うように、メーカー・ベンダ各社が続々と新製品を投入している。しかし、外観や搭載されるOSが何であるかという観点からだけでは、製品の選び方は難しい。ここでは、そんなメディアタブレットの製品選びについてポイントを挙げて解説しよう。なお、メディアタブレットの最新事情に関しては、「IT製品解体新書」を参照してほしい。

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「メディアタブレット」の選び方

 メディアタブレットの製品選びに際しては、まず現時点におけるメディアタブレットの状況を把握していただきたい。詳しくは「IT製品解体新書」で解説したが、日本におけるメディアタブレットの製品展開は、「iPad」と「Android搭載製品」に二分される。選択肢としてはそれほど多岐にわたるわけではない。しかしながら、Android搭載端末はベンダ・メーカーが入り乱れ、多数の製品が登場しているため、その部分での製品選択眼が求められる。その点を踏まえていただき、メディアタブレットの製品選びのポイントを確認していこう。

ポイント1

iPadかAndroidか?

 現時点でのメディアタブレット選びはまず「iPadかAndroidか?」というところから始まる。
 iPadは、「3G通信機能搭載モデル」「Wi-Fi搭載モデル」の2モデルがあるものの、基本的には1プラットフォーム1製品で展開しているメディアタブレットだ。対してAndroid搭載メディアタブレットは、多くのベンダ・メーカーが提供している。また、ハードウェアの仕様も各製品で細かく異なる。更に搭載されているOSであるAndroid自体にはいくつかのバージョンがあり、微細ではあるが仕様に違いがある。Androidに関しては、ユーザインターフェースのカスタマイズなども自由に行えるので、カテゴリ的には同じAndroid搭載メディアタブレットであってもそれぞれは異なる製品だと捉える必要がある。もちろんAndroid搭載メディアタブレットの基本的な操作感や設定方法などはほぼ同じだ。そのため、Windowsパソコンを選ぶ時にどれを選ぶか、というような考え方に近くなるだろう。その点は後述するが、まずはiPadとAndroid搭載製品の差異を明確にしよう。

表1 iPad VS Android
表1 iPad VS Android

 このようにiPadの仕様は堅くシバリがキツい状態で、Androidは自由度が高い。オリジナルアプリを開発してメディアタブレットで活用したいというようなケースであれば、Android搭載製品を選択することとなるだろう。一方で、多数の公式アプリが提供されているiPadを選択することも考えられる。絶大なシェアを誇り、単体仕様のメディアタブレットであるiPadに関しては、今後多数のビジネスソリューションが登場することが考えられる。
 Android端末に関しては、「Android端末の中から1機種を選んで複数台導入する」ということになるだろう。Android搭載メディアタブレットを複数機種選んで導入しても、仕様の違いを吸収して使用・管理するのが難しくなるからだ。
 そう考えると「iPadかAndroidか」ではなく、まずはiOSとAndroid OSの差異を見極めた上で、「iPadかGALAXY Tabか」や「iPadかLuvPadか」のように、iPadと「Android搭載タブレットの1製品」という検討が選び方のポイントとなる。

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