「システム全体」視点へと変わるKVM選び方

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「システム全体」視点へと変わるKVM選び方

2011/01/04


 キーマンズネットが2010年4〜5月に実施したアンケート調査 によれば、約6割の企業がKVMスイッチを導入済みだと回答した。その半数近くがアナログKVMスイッチだが、今後の導入予定ではデジタルKVMスイッチの割合のほうが高くなっている。これは「IT製品解体新書」でも述べた今後のトレンドに合致したものだ。こうした現状を踏まえ、ここではKVMスイッチを導入する際の留意点について解説していく。「IT製品解体新書」では、KVMスイッチの基礎知識に加え、企業内での活用シーンなどについて紹介しているので、そちらも併せてご覧いただきたい。  

KVMスイッチ

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KVMスイッチ:選び方のポイント

はじめに

KVMスイッチ導入の2つのパターン

 KVMスイッチは、1セットのキーボード/ビデオモニタ/マウスを統合して、複数サーバの操作を一元的にコントロールするための装置だ。導入を検討する場面も当然のことながら、サーバ周りの動きと大きく関係してくる。
 その1つ目が、「サーバの新規導入時」だ。今回取材したSIerでも、複数台のサーバを使ったシステムを構築する時には、KVMスイッチが必要かどうかをユーザ企業に聞くという。その際に、ラック前でしか操作せず、サーバ台数も10台程度なら、アナログKVMスイッチを採用するケースが多いとのことだ。一方、既に本社で数十台規模のサーバを管理しており、さらに各拠点にも数台のサーバを配置するという場合には、デジタルKVMスイッチを導入して、WAN越しのコントロールを実現するという運用の手間とコストを抑えるためだ。しかしこうした場面においてKVMスイッチは、ユーザ企業にとってはあくまでもシステムを構成する1つの要素に過ぎない。KVMスイッチが要るかどうかの判断も、SIer側がユーザ企業にヒアリングを行って、提案内容を決めるという流れのようだ。またこの場合、ユーザ企業はどうしてもサーバ主体に考えがちで、往々にしてKVMスイッチ自体のコストは抑えたいという話になるようだ。
 これに対しユーザ企業自身の意思で、KVMスイッチの導入を検討するパターンがある。それが「運用管理チームからの要求によるもの」だ。先のサーバ導入時に関係するのは、主にシステム開発チーム。しかし実際に日々の運用を行うのは、運用管理チームだ。日々のオペレーションの中で、サーバ台数が増えるに連れて運用の手間もかさんできた、あるいは社屋内のサーバ群をデータセンタに預けたので、リモートでコントロールできる環境が必要だ、という“現実的な課題”に対応する必要がある。
 つまりサーバ導入時の要求は、全体のシステム設計から要件を落とし込んでいき、KVMスイッチの利用場面を見極めるというもの、運用フェーズからの要求は、目の前の課題を解決するためのものだと言えるだろう。

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