柔軟に拡張できるインフラ環境を整えたい

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柔軟に拡張できるインフラ環境を整えたい

2010/12/14


 ビジネス変化に応じて必要とされるITリソースが、いつでもすぐに調達できればよいのに……。柔軟に拡張可能なインフラ環境は、システム部門における長年の夢であるが、今では仮想化技術やクラウドサービスなどを上手に利用することで、投資可能な金額で柔軟なインフラの拡張性を手に入れることができるようになってきた。今回は、最小限の投資でできるだけ拡張性、柔軟性に富むインフラをつくるためにどんな手法が使えるのか、2つの処方箋として紹介していく。

インフラ環境

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柔軟に拡張できるインフラ環境とは?

 インフラのリソース(サーバCPU、ネットワーク機器やケーブル、ストレージ装置と容量など)を追加すれば、当然ながらインフラ環境は拡張できる。問題なのはそれにかかるコストと時間だ。できるかぎり追加する機器類を少なくして、短期に、場合によってはシステムを停止することなしに、必要とされるサービスの量と質に見合う拡張を行いたいところだろう。それが「柔軟に拡張できる」ということの意味だ。
 この目的のために、現在最も注目されているのが「仮想化」技術であり、今後の可能性に大きな期待が持たれているのがSaaS/PaaS/IaaSといったクラウドサービス、または自社内やアウトソーシング先のプライベートクラウドを利用するクラウドコンピューティングだ。今回はこれらのテーマに沿って、インフラの柔軟性、拡張性を上げるために有効な施策について考えてみる。


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仮想的な環境を構築して拡張性を高める

 まずはサーバ環境に関して拡張性を高める手法を見ていこう。現在では仮想化について語られることが多いが、その理解のためにも、従来から行われてきた物理サーバを集約する仕組みにより拡張を容易にする手法を最初に紹介する。

ラックマウント型サーバを利用したサーバの集約

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