導入可否を見極める!ストレージ仮想化選び

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導入可否を見極める!ストレージ仮想化選び

2010/10/04


 サーバ仮想化に比べて、まだまだ利用シーンの少ないストレージ仮想化。しかし個々のストレージに張り付いている運用管理からユーザ企業を解き放ち、余剰のハードウェア資産の有効活用を実現してくれる非常に有効なソリューションだ。特に多くのストレージが乱立している企業にとっては、まずは一度、導入を検討すべき価値が十分にあるだろう。そこで今回は、こうした現状を踏まえた上で、ストレージ仮想化製品を導入する際の留意点について解説していく。「IT製品解体新書」では、ストレージ仮想化の仕組み、実際の機能を解説し、導入メリット、今後の利用例について紹介しているので、併せてご覧いただきたい。

ストレージ仮想化

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「ストレージ仮想化」選び方のポイント

ポイント1

当初の導入目的を常に念頭に置いておく

 ストレージ仮想化製品の導入においては、プロジェクトが進むにつれて、当初の目的がどこかに飛んでしまうユーザ企業が往々にしてあるそうだ。「IT製品解体新書」でも解説したが、製品の導入メリットとしては、ハードウェア依存の運用管理からの解放、既存のストレージ資産の有効活用、ストレージリプレース時の運用負荷の軽減などが挙げられる。突き詰めれば、便利になるから導入するのか、安くなるから導入するのか、ということだ。この点は明確に意識しておかなければならない。
 例えば導入理由が、“システムの成長にあわせてストレージを単体で買っていった場合と、一旦ストレージ仮想化製品を導入し、余っている既存ストレージの容量を統合利用できるやり方にした場合のコストを一定期間で比較して、十分に納得のいく数字だったから”という時。この場合は言うまでもなく、ストレージの運用に関わるコストが安くなるから製品を導入するということだ。決して運用が便利になるからではない。コストメリットを第一義の目的に据えたので、仮に製品導入によって運用上の負担が大きくなったとしても、そこは何とか工夫して乗り切る方法を考えるべきだ。何を優先させて、何を捨てるのか、始めの導入目的を常に念頭に置いておくことが必要だ。

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