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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

Web会議システムの導入状況

2010/12/21


 キーマンズネットでは、2010年10月05日〜10月13日にかけて「Web会議システムの導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数:436)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の58.9%、一般部門が41.1%という構成比であった。
 今回、お聞きしたのは「導入目的」「利用シーン」「重要ポイント」など、その導入状況を把握するための質問。既に4割近い企業でWeb会議システムが導入されており、出張費の削減やコミュニケーションの活性化に役立てていることが明らかになった。

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1

36.2%が導入済み、「クラウド・SaaS・ASP」タイプの導入意欲高まる

 最初に「あなたの会社の現在のWeb会議システムの導入状況」を尋ねてみた。その結果を図1-1に示す。「既に導入済みである(追加リプレイスの検討なし)」は29.1%、「既に導入済みである(追加リプレイスの検討あり)」が7.1%、「新規で導入を検討」が11.5%、「必要を感じるが導入は検討しない」が27.8%、「必要性を感じない」が24.5%となった。その結果、36.2%が導入済み、18.6%が検討中ということになる。
 また、従業員規模別で見ると、従業員数が大きくなればなるほど、Web会議システム導入済み企業の割合が高くなり、1001名以上の大企業では導入済み企業が54.5%と過半数を超えていた。この背景には従業員数が多くなるほど拠点数も多くなる傾向があるため、会議による出張費などの経費削減やコミュニケーションの活性化を目的に導入する割合が高くなっているものと思われる。
 次に、Web会議システムを「導入済み」の企業に対し、導入済みのWeb会議システムに満足しているかどうか尋ねてみたところ、全体の65.4%が満足と回答しているものの、3割以上のユーザが何らかの不満を抱えていることが分かった(図1-2)。主な不満としては「設置に時間がかかり、PC操作が簡単でない」「画質 音声品質 操作性」といった機能や操作面での不満に対するコメントが寄せられている。
 一方、「Web会議システムのタイプ」についても調べてみた。その結果を図1-3に示す。導入済み企業の1位は「ソフトウェア」で54.8%、2位は「クラウド・SaaS・ASP」で34.4%、3位は「その他」で10.8%となった。また、導入予定企業の1位は「クラウド・SaaS・ASP」で56.3%、2位は「ソフトウェア」で32.4%、3位は「その他」で11.3%となった。
 つまり、今後導入を予定している企業ではソフトウェア型よりもクラウド型のWeb会議システムを検討している割合のほうが多い傾向にあるようだ。アンケートで寄せられたコメントでも、「ソフト+ASPの併用」や「社外と会議を行う場合はSaaS型、社内会議ではソフトを導入しており、TV会議も併用している」といったように、利用シーンによってWeb会議システムのタイプを使い分けているケースがみられた。
 最後に、Web会議システムを導入済みの企業の「Web会議システムの拠点数」についても調べてみたところ、1位は「3〜5拠点」で30.5%、2位は「6〜10拠点」で20.8%、3位は「1〜2拠点」と「21拠点以上」で13.6%となった。また同じ質問を、Web会議システムを導入予定の企業にも尋ねてみたところ、1位は「3〜5拠点」で36.6%、2位は「6〜10拠点」で23.9%、3位は「1〜2拠点」と「21拠点以上」で11.3%となった。企業規模が大きくなれば拠点数も増えることになるが、大半は数拠点で使用しており、10拠点を越えて使用するケースは少ないようだ。

図1 導入状況と満足度とタイプ

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2

導入目的は「出張費の削減」「コミュニケーションの活性化」が過半数を超える

 次に、Web会議システムの導入目的を尋ねてみた。その結果を図2-1に示す。導入済み企業の1位は「出張費の削減」で89.9%、2位は「コミュニケーションの活性化」で52.5%、3位は「迅速な意思決定と情報共有」で47.5%となった。また、導入予定企業の1位は「出張費の削減」で83.1%、2位は「コミュニケーションの活性化」で69.0%、3位は「迅速な意思決定と情報共有」で56.3%となった。導入済み・導入予定ともに「出張費の削減」「コミュニケーションの活性化」の割合が過半数を超えていた。また導入予定企業では「コミュニケーションの活性化」を目的としている割合が増えており、この結果からWeb会議システムは企業において、電話、FAX、Eメールに続く新しい「コミュニケーションの活性化」ツールとしても、注目されている様子がうかがえる。
 Web会議システムの「利用シーン」については図2-2のような結果が得られた。導入済み企業の1位は「日常の会議やミーティング」で86.6%、2位は「海外拠点とのやり取り」で34.4%、3位は「開発や設計、デザイン確認」で31.8%、4位は「顧客、協業先との会話」で20.4%、5位は「教育(eラーニング・トレーニングなど)」で12.7%と続いた。また、導入予定企業の1位は「日常の会議やミーティング」で93.0%、2位は「開発や設計、デザイン確認」で38.0%、3位は「海外拠点とのやり取り」で28.2%、4位は「教育(eラーニング・トレーニングなど)」で23.9%、5位は「顧客、協業先との会話」で18.3%となった。
 この結果から、Web会議システムは教育(eラーニング・トレーニングなど)など、会議以外の様々なシーンでも幅広く使われていくものと予測できる。アンケートで寄せられたコメントでも、「客先メンテのリモート化」「各種講座」といった利用シーンが挙げられており、勉強会や講義などに使用する情報共有ツールとして使用されているケースも増えてきているようだ。

図2 導入目的と利用シーン

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3

重視ポイントの1位は「使いやすさ」、「セキュリティへの対応」も重視傾向に

 続いて、Web会議システムを導入する際に重視した(する)ポイントについて尋ねてみた。その結果を図3に示す。導入済み企業の1位は「使いやすさ・操作性」で94.3%、2位は「高画質・高音質」で56.3%、3位は「導入時・導入後のサポート」で48.1%、4位は「導入実績・知名度」で36.7%、5位は「セキュリティへの対応」で34.2%となった。また、導入予定企業の1位は「使いやすさ・操作性」で97.2%、2位は「高画質・高音質」で67.6%、3位は「導入時・導入後のサポート」で57.7%、4位は「セキュリティへの対応」で28.2%、5位は「ビデオ会議端末との相互接続性」で26.8%となった。
 導入予定企業では「セキュリティへの対応」を「最も重視」していると回答した企業の割合が、導入済み企業の場合よりも高くなっている。最新のWeb会議システムではタブレット端末やPDAなどのモバイル端末といった他デバイスとの連携が進んでいる背景から、ユーザのセキュリティに対する注意が向いてきているのだろう。
 また「使いやすさ・操作性」が1位にランキングされているのは、Web会議システムは情報システム部門以外の一般社員から役員まで幅広く使用するツールということもあり、ITリテラシーのレベルに関係なく、誰でも使用できるよう、より分かりやすいユーザインターフェースが求められていることが主な理由として挙げられる。

図3 重視ポイント

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