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失敗できないアナタを応援します IT製品選び方ガイド

失敗しない「ビデオ会議」選定術

2010/08/23


 コーデック技術の進歩やネットワークインフラのブロードバンド化、HD対応製品の低価格により、高画質で高音質なビデオ会議が中堅企業、中小企業にとっても手の届くものになってきた。ベンダ各社は利用シーンや接続拠点数などに合わせて製品ラインナップを充実させており、企業は自社に適したビデオ会議システムを選択する必要がある。IT製品選び方ガイドでは、ビデオ会議システムを選択するときに考慮すべき点について、現在主流となっている製品と、H.264/SVCをサポートした新しいタイプの製品との比較も含めて解説していく。ビデオ会議システムの基礎情報や最新動向については「IT製品解体新書」で紹介しているので、そちらも参照していただきたい。

ビデオ会議

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ビデオ会議システムの選定ポイント

ポイント1

利用イメージを具体化し必要な機器や機能を明確にする

 ビデオ会議システムであるから会議をするのが当たり前のことのように思えるが、ビデオ会議システムの導入にあたっては、まず利用イメージを具体化することが重要となる。誰が、何のために、どんな部屋で、どんなことをしたいのかを明確にすることだ。
 ビデオ会議システムの利用イメージは大きく「空間共有型」、「会議室型」、「フリーロケーション型」に分けられる。例えば、相手がまるでその場にいるような臨場感豊かな「空間共有型」のビデオ会議が行いたいのなら画面の大きな「ルームタイプ」が適しているかもしれない。50インチのプラズマデュアルモニターを搭載した高価な製品もある。
 専用端末を会議室に設置し、そこに参加者を集めて会議を行う「会議室型」の利用イメージなら「セットトップタイプ」が適している。会議室型の場合、会議室の広さや声の響き具合などの設置環境についても考慮する必要がある。ディスプレイが小さすぎたり、カメラに参加者が収まらなかったり、マイクの数が足りなかったりすることもあるからだ。
 個人がデスクから会議に参加する「フリーロケーション型」の利用イメージなら「デスクトップタイプ」やソフトウェアベースのデスクトップ、ブラウザでアクセスする「Web会議システム」などが適している。あるいは「会議室型」と「フリーロケーション型」を組み合わせて使いたい場合もあるだろう。そうした組み合わせが可能かどうかを事前に確認するためにも、利用イメージを明確にすることが重要だ。
 また、会議の用途だけでなく、社員教育や情報共有など会議以外の用途に活用できるため、用途を含めたゴールをどこに設定するかを事前に考えてみることをおすすめする。

図1 利用イメージに合わせて製品タイプを選択する
図1 利用イメージに合わせて製品タイプを選択する
資料提供:VTVジャパン

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