PC紛失で情報漏洩…どんな対策が有効?

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

また失敗したの?と言われる前に セキュリティ登龍門50

PC紛失で情報漏洩…どんな対策が有効?

2010/07/20


 PCの「紛失」、「置き忘れ」、「盗難」は重大な情報漏洩インシデントに発展しかねない。何も情報保護対策を施さないまま外部に持ち出したPCは、悪意ある者の手にかかればたちまちすべての情報が抜き出され、詐欺や迷惑行為などのために利用されてしまう可能性がある。PCのパスワードロックやファイル/フォルダ/HDDの暗号化などの対策が施されていても、金銭詐取などを目的にするプロのクラッカーによれば、パスワードや暗号化鍵の解読が行われることもあり得ないことではない。今回は、関連する統計情報を紹介したあと、PCを社外に持ち出すときのルールと保護対策について紹介していく。なお、第1回の記事では情報漏洩インシデントが生じたときの対応ステップを紹介しているので、まだ読んでいない方はぜひご参照いただきたい。

情報漏洩


1

情報漏洩インシデントに関する統計

1-1

情報漏洩インシデントの損害賠償額は?

 情報漏洩インシデントの統計情報は、本コーナーの5月の記事「データでみる2009年度の情報漏洩」に多くのグラフを載せて紹介している(日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の「2009年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」)。詳しくは当該記事を参照していただくとして、ここでは本記事のテーマに則ってかいつまんで紹介していきたい。

 まず押さえておきたいのは、2009年の個人情報漏洩インシデントは2008年から漏洩件数が166件増加し、1539件に及んでおり、個人情報が漏洩した人数は延べ約572万人にものぼるということだ。しかも1件当たりの平均想定損害賠償額は2億6683万円。損害金額は大規模で重大な事件が1回でも起きればグンと跳ね上がる。例えば、2007年の1件あたりの平均想定損害賠償額は27億9347万円(過去最高)を記録している。2008年の1件あたりの平均想定損害賠償額は1億8552万円だ。大きな差はあるが、毎年巨額の損害賠償が行われている。1人当たりの平均損害賠償額は4万9961円となっているが、こちらのほうはここ数年極端に大きな変化はない。詳しくは下図を見ていただこう。

図1 2009年上半期 想定損害賠償額算定データ
図1 2009年上半期 想定損害賠償額算定データ
資料提供:JNSA

出典:JNSA「2009年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」

セキュリティ情報局にご登録頂いた方限定で「PC紛失で情報漏洩…どんな対策が有効?」の続きがご覧いただけます。

「セキュリティ情報局」とは、週1回のメールとサイト上で、セキュリティの基礎知識や最新情報などの記事をご希望の方にのみご提供する登録制のサービスです。「セキュリティ登龍門50」では、実際に起こったセキュリティに関する被害例やその対策、統計データなどを紹介します。また「セキュリティWatchers」では、最新事情や海外の状況などを専門家がレポートします。


情報漏洩/PC紛失で情報漏洩…どんな対策が有効?」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「情報漏洩」関連情報をランダムに表示しています。

情報漏洩」関連の製品

機密情報漏洩対策ソリューション SECUDRIVE(セキュドライブ) 【ブレインズスクエア】 企業間・部門間情報共有プラットフォーム PROCENTER/C 【NEC】 PC操作記録 iDoperation SC 【エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア】
DLP ファイル共有 統合ログ管理
「企業の機密情報は絶対流出させない」をコンセプトに開発されたファイルサーバーセキュリティプログラム、デバイス制御などからなる情報漏洩防止ソリューション。 複数サーバに散在する文書やファイルを統合管理できる文書・コンテンツ管理システム。大容量ファイルの高速転送、授受管理が可能で、社外・海外企業との情報共有も効率化。 サーバーやPCでの操作を録画して残せるPC操作記録ソフトウェア。管理サーバレスでの導入も可能で、初期コストを抑えつつ、より強固な情報漏洩対策を支援する。

情報漏洩」関連の特集


きちんとできていることが大切なバックアップ。でも、評価されにくい作業の 1つではあります。だからこそ…



仮想化やSaaS型アプリケーションなど企業のインフラが変化しつつある中でIT資産管理ツールはどう活用…



情報漏洩事件が相次いで発生し、企業における情報セキュリティの高まりとともに検討が進む暗号化。その中で…


情報漏洩」関連のセミナー

Citrix XenApp/XenDesktop 製品紹介セミナー 【アシスト】  

開催日 3月23日(木)   開催地 東京都   参加費 無料

業務アプリケーションの仮想化以外にも、BYODや在宅勤務などのワークスタイル変革、情報漏洩対策など、クライアント仮想化の利用シーンが広がってきています。本セミナ…

標的型攻撃対策ソリューションセミナー 【NRIセキュアテクノロジーズ】  

開催日 1月13日(金),2月9日(木),3月10日(金)   開催地 東京都   参加費 無料

情報漏洩防止のみならず、昨今猛威をふるうランサムウェア対策という観点からも、標的型攻撃への対策はますますその重要度が増しています。本セミナーでは最近の標的型攻撃…

Office365 最新セキュリティ対策とバックアップ 【日本マイクロソフト/ソフトクリエイト/Veeam Software/クライム/HDE】  

開催日 2月8日(水)   開催地 東京都   参加費 無料

※本セミナーは、エンドユーザ様向けの内容となっておりますので、同業他社ならびに個人でのお申込みは受け付けておりません。あらかじめご了承ください。本セミナーでは、…

「エンドポイントセキュリティ」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


ページ: 1 | 2 | 3


30003669


IT・IT製品TOP > エンドポイントセキュリティ > その他エンドポイントセキュリティ関連 > その他エンドポイントセキュリティ関連のIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ