#032小型化とライトペンでパソコンへの扉を開いた 〜ウェズリー・クラーク氏
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マウスでダイアログボックスのボタンをクリックする。私達が何気なく操作しているこの行為は、グラフィックスを表示できるモニタと、何らかの入力デバイスによって可能であるもの。
いまは入力デバイスとしてマウスとキーボードが使われる。マウスが一般的になる前、モニタに触れることで入力できる「ライトペン」というデバイスがあった。そのライトペンを搭載することで、パーソナルコンピュータの境地を開いたのが、今回紹介するキーマン、ウェズリー・クラーク氏(以下敬称略)である。
ごく普通の家庭に育ったウェズリー・クラークは、高校を卒業後、1944年に海軍に入隊して将校予備役訓練課程へ。その後除隊し、1946年にカリフォルニア大学バークレー校に入学し、翌年には物理学の学位を取得した。優秀な若者だったのだ。
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ウェズリー・クラーク氏 |
- 1927年
- アメリカ・コネティカット州にて誕生。
- 1946年
- 海軍除隊後、カリフォルニア大学バークレー校へ。物理学を専攻する。
- 1949年
- バークレー校の大学院に進むも中退。GEにて原子力関連の仕事をするうちにコンピュータに興味を持つ。
- 1951年
- MITのデジタルコンピュータ研究所に入所。Whirlwindでプログラム開発を担当する。
- 1956年
- 新機軸のトランジスタコンピュータ「TX-0」を開発。
- 1965年
- DECのコンサルタントに就任。LINCの開発に関わる。
- 1981年
- エッカート・モークリー賞を受賞。
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