この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

また失敗したの?と言われる前に セキュリティ登龍門50

パンデミック時のBCPの勘所を押さえる

2010/01/19


 BCPは多くの企業にとって耳慣れない言葉ではなくなったはずだが、すでに策定を済ませている企業は大企業でも実は2割に満たない。中堅企業では「BCPを知らない」企業が6割を超える。そんな実情を、今回は政府調査の結果で紹介していく。あわせて、前回に引き続き、パンデミック発生時のBCPはどのようにあるべきかについても考えてみよう。

BCP


1

BCPの策定状況

 平成20年6月に内閣府が発表した「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」の結果を紹介していこう。これは企業を対象にして平成20年1月に行われた調査(対象4979社、有効回収数1518社)である。なお、大企業とは資本金10億円以上、中堅企業は資本金10億円未満、その他企業は資本金1億円以下というレベルを目安に見ていただくとよいだろう(実際には業種ごとに従業員数でも区分けしている)。調査は主に大企業と中堅企業に関して行われている。詳しくは同調査報告をご参照いただきたい。

1-1

BCPはどの程度実施されているのか

図1 BCPの策定状況
図1 BCPの策定状況
出典:内閣府「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」

 「策定済み」である率は、大企業で18.9%、中堅企業で12.4%と意外に少ない。「策定中」および「策定予定あり」を加えると大企業では6割以上となるが、中堅企業ではそれでも3割程度になっている。「BCPを知らない」企業の数もまだまだ多く、大企業で22.7%、中堅企業では61.2%に及ぶ。グラフに示していないが、その他企業では「策定済み」が9%、「BCPを知らない」は65.1%を占めている。BCPは大企業でも完全に浸透してはおらず、中堅以下の企業ではこれからの啓蒙が必要な段階にあると見てもよいだろう。

セキュリティ情報局にご登録頂いた方限定で「パンデミック時のBCPの勘所を押さえる」の続きがご覧いただけます。

「セキュリティ情報局」とは、週1回のメールとサイト上で、セキュリティの基礎知識や最新情報などの記事をご希望の方にのみご提供する登録制のサービスです。「セキュリティ登龍門50」では、実際に起こったセキュリティに関する被害例やその対策、統計データなどを紹介します。また「セキュリティWatchers」では、最新事情や海外の状況などを専門家がレポートします。


BCP/パンデミック時のBCPの勘所を押さえる」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「BCP」関連情報をランダムに表示しています。

BCP」関連の製品

鋭い人は気付いている「Office 365でもバックアップは必要」、その実現方法とは? 【arcserve Japan】 Mobile Perfect SP 安否確認・アンケートサービス 【ソフトバンク コマース&サービス】 リモートデスクトップサービス 「AnyClutch Remote」 【ソフトバンク コマース&サービス】
バックアップツール 安否確認システム リモートアクセス
「クラウドサービスならバックアップは不要」と思っていないだろうか。特にOffice 365ではその“誤解”がある。バックアップが必要な理由と選定すべき製品を紹介しよう。 気軽に簡単にスマートフォンを活用できるクラウド型安否確認・アンケートサービス。ほかにもさまざまなサービスを揃え、自社のニーズに合わせて必要なものを利用できる。 スマートフォンやタブレット(Android OS/iOS)、モバイルPCなどで、外出先からいつでも会社や自宅のPCを安全かつスピーディーに遠隔操作できるリモートアクセスサービス。

BCP」関連の特集


企業内のコンテンツ量が劇的に増加し、種類やファイル形式の多様化で、管理対象が幅広くなったことで需要が…



今夏、節電対策が喫緊の課題として浮上している。対策を検討するにあたり、どのようなポイントに留意すべき…



2010年度、前年比6.2%増の2767億円であった「PCサーバ」。Webサーバ業界他、金融や医療等…


BCP」関連のセミナー

見直すなら今!巧妙化するランサムウェアに有効な対策とは 【日立ソリューションズ】  

開催日 10月5日(木)   開催地 東京都   参加費 無料

昨今、日本を含めた世界各国で様々な種類のランサムウェアが猛威を振るっています。攻撃の手口は高度化・巧妙化し、侵入経路も多岐に渡るため、企業にとってランサムウェア…

VERDEセミナー 【オリゾンシステムズ】  

開催日 10月4日(水)   開催地 東京都   参加費 無料

仮想化デスクトップ(VDI)の導入をご検討されている方へ朗報!BYODへの対応、事業継続計画(BCP)の策定、Windows XPのサポート問題、セキュリティ対…

事業影響度分析/ビジネスインパクト分析(BIA)トレーニングコース 【BSIグループジャパン(英国規格協会)】  

開催日 12月1日(金),2月19日(月)   開催地 東京都   参加費 有料 3万2400円(税込)

本コースは、事業継続に取り組む上で欠かせない事業影響度分析/ビジネスインパクト分析(BIA)について学びます。事業継続におけるビジネスインパクト分析(BIA)は…

「エンドポイントセキュリティ」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

Myリストへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


ページ: 1 | 2


30003464


IT・IT製品TOP > エンドポイントセキュリティ > その他エンドポイントセキュリティ関連 > その他エンドポイントセキュリティ関連のIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ