増えすぎたストレージ装置を統合したい

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増えすぎたストレージ装置を統合したい

2010/02/09


 世界のデジタルデータ生成量はすでにゼタバイトのオーダーになっていると言われる今日、企業システムのデータ量も著しく増大している。以前はデータ量増加に応じてストレージ装置の容量と台数を増やすのが当然だったが、現在ではできるだけストレージ台数を抑え、投資したストレージ容量を無駄なく、合理的に利用する方策がさまざまにとられるようになった。余計なストレージへの投資をなくし、運用管理コストを抑え、電気代やフロアスペースも節約できるよう、今回はストレージを有効活用して効率的な運用を行い、さらにストレージを統合して合理的に運用していくための方策について紹介しよう。

ストレージ装置

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既存ストレージの利用状況を把握する

利用されないストレージ容量があちらこちらに

 データ量の大幅な拡大傾向が続くなか、ストレージの増加はやむを得ない面がある。しかし社内にストレージ装置が多数別々に運用される状況は、フロアコストや電力コスト、空調コストを増大させるのはもちろん、容量管理やバックアップ運用などのストレージ装置個別に行う運用管理業務を増やし、運用管理コストを増大させる。それはわかっていても、これまでの多くのシステム構築は縦割りの部門要求に基づくシステム開発の過程で必要に応じてストレージを導入してきた。
 その結果生じたことは、ストレージ装置の乱立と不均衡な配置だ。あるシステムでは頻繁にストレージ容量の追加が行われる一方で、他システムでは大容量ストレージの領域をほとんど未使用のまま運用していることがある。企業全体のストレージ使用率の平均をとれば、およそ30〜40%程度になると言われる。全体で6割もの余剰ストレージがあるのに、一部では容量を追加し続けているのが現状だ。
 ディスクの容量あたりコストは年々低下を続けているとはいえ、できるだけ無駄は切り詰めたい。また運用管理コストをはじめとするランニングコストは削減していきたい。そのために今求められているのは、ストレージインフラを計画的に整備し、効率的に運用することだ。まずは既存ストレージを適正配置し、無駄なく利用することを考えてみよう。既存装置を上手に使えば、ストレージ装置の新たな購入やディスク追加を先延ばしすることができる可能性がある。1年〜数年間、現状を維持できれば、やがて容量あたりコストが現在よりも低いストレージを導入できる可能性が高い。

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